2010/05/09

ボーマス12

最初に参加したのが確か第5回だから1年半前か。それまでは同人イベントなんてワンフェス以外近寄る気がなかったのに、もはや定例行事になりつつある(というかワンフェスはすっかりご無沙汰)。ボーカロイドの同人音楽文化は主にネット上で消費されているんだけど、あの会場に行くと、その向こうにいる人々の存在をリアルに見渡せる。プログラムが唄っていようがオケが打ち込みだろうが、それを作って聴いて描いて動かして楽しんでいるのは間違いなく我々である。昨今、音楽産業が斜陽化してると言われているが、それは模型業界がガレージキットと表裏一体の関係で歩んできた先鋭化の歴史をトレースしているに過ぎないのではないかと考えている。この流れから言うと、マスプロダクトとしての音楽はますますニーズが減少し、より細分化され一部のリスナーに届けばいいという、どこか醒めたスタンスの同人的消費に大きく移行していくだろう。そしてメジャーレーベルは、好むと好まざるとにかかわらず、その対応を強いられる。著作権や流通の問題に何か変化が起こるとすれば、そのタイミングなんじゃないだろうか。その兆候は既に、あの会場の熱気として感じ取ることができる。だからワタシは現場に行くのです。