2010/12/04

GT5雑感

待ちに待ったGT5だが、暇をみつけてはチマチマとプレーしている。エンディングなど無いに等しいので、たっぷり時間をかけて味わうつもりだ。さて発売から1週間あまり、気がついた点などを個人的にメモ。
  • しっかりしたモニタを選ぶこと。TVが古いなら、この際思い切ってフルHDモニタに買い換えてしまおう。いまどきの大画面TVなら問題ないが、パソコン用モニタを転用する場合は、23インチ以上はないと迫力不足だろう。なお映像出力はその気になればどんな方式でも可能だが、アナログRGB接続は機能設定をしないと画面が緑色になるので注意(購入当初この設定に気づかず、少々無駄な買い物をしてしまった)。まぁ素直にHDMIで繋ぐのが無難。
  • 5.1chサラウンドを再生できる環境を整えておくこと。せっかくの迫力が半減してしまう。デジタル放送でたまに5.1chのスポーツ中継をやったりするので、意外に使う場面は多かったりする。これは予算に合わせてご自由に。個人的には安いシステムでも十分だと思う。
  • コントローラーは無線だった!時代は21世紀なんだなあ(笑)。というわけでUSBで本体と接続するのは充電時だけで十分なんだろうが、何となく延長ケーブルで常時接続してある。ちなみにPS2のコントローラーでは操縦できないようなので、2人対戦がしたければ素直にもう一つコントローラーを買いましょう。
  • ゲームの映像美はさすが時間をかけただけのことはあるが、PS→PS2のときの驚きよりは小さいかな。クルマ好きでも見逃すような、本当に微細なところに途方もない労力を割いた感じが、ありありと伝わってくる。
  • ゲームの内容は、よくも悪くもGTシリーズそのもの。ゲーム的な爽快感を味わいたいなら、他を強く勧める。これはあくまでも「民生用ドライビングシミュレータ」なので、クルマのアレコレが分からん奴は手を出さないほうが良い、というのは今までのシリーズと同様。
  • で、冒頭のデモムービーで爆笑できた人は仲間なので、こちら側で一緒に楽しみましょう(笑)。あれは間違いなく福野礼一郎氏の一連の著作「クルマはかくして作られる」シリーズへのオマージュであり、あの本とこのゲームに込められた意図が何であるかを考えるための、よい映像である。政府やメーカーが「環境にやさしく」といくら声高に叫ぼうが、クルマは鉄とガラスとゴムとプラスチックその他の原料を練成し、多大な時間と工数とエネルギーを費やして構成した工業生産物である。その時点で、クルマは例外なく「存在そのものが環境負荷」なのだ。環境にやさしい生活を送りたければ、今すぐクルマを捨てて徒歩か自転車に切り換えるべきである。だが、こちら側の我々はクルマを捨てることができない。その矛盾に想いを至らせつつ、それでもクルマで走ることを止められない。これをエンスージアストと言う。エンジンの咆哮、ステアリングから伝わる振動、コーナリング時に刻々と変化する旋回G、これらに快感を覚える者たちである。このゲームを入口にしてこちらの世界に来たければ、いつでもどうぞ。門は常に開けてある。入るかどうかは、あなた次第だ。