2015/04/27

デジカメの画像フォーマットで悩む→解決

さて先日入手したLUMIX DMC-TZ60、コンパクトデジカメとして一通りの機能が揃っていてなかなか便利なんだが、中にはこれホントに必要なのかと思わされる無駄に上級なものが含まれてたりする。そのひとつがRAWフォーマット対応。特にデジタル一眼レフを使った経験がある方ならすぐお分かりいただけるだろうが、RAW形式データとは簡単に言えば「生データ」。カメラ内部の受光素子で受けた信号をカメラ内部でjpegなど他の画像フォーマットに変換する前のデータで、PC等でのフォトレタッチ(というより「現像」と言った方が馴染みがいい)することを前提としているものである。要はプロ・ハイアマチュア向けに素材を丸ごと取り出せますよ、というのに近い。

で、自分はEOS時代にも(半分見栄とハッタリで)RAWデータ+jpeg設定で撮影していたので今回も同じ設定にしてテスト撮影(肉と猫w)したんだが、いざMacに取り込む段になってiPhotoが「このフォーマットには対応していない」との警告を吐き出して、せっかくのRAWデータが活かせないことが判明した。実際、撮影時にSDカードへの書き込み時間が長くなって連写がもたつくなどデメリットもあったので、このカメラではjpegのみで撮影することに決めた。

ちなみに画角設定もいろいろと決められるというこのカメラ、自分は4:3で使うことにした。3:2ならiPadの画面比率と一致するので見やすくなるんだが、カメラの画素を全部使わない撮影というのも微妙に居心地がよくないので…まあ3:2にしたければあとでトリミングすればいいだけの話だしね。

2015/04/23

EOSを売却

前回の続き。こういうのは思い切りが大切なのでEOS Kiss X50ボディとアナログEOS時代から引き継いだレンズ3本を中古カメラ屋で引き取ってもらった。本体とレンズ2本はほぼ相場通りの価格だったんだが、残った1本の望遠ズームレンズに曇りが見られるということでその店では売らず別の店へ持ち込み、同様に曇りの指摘を受けたものの引き取り価格が数倍だったので悩まずに手放した。

カメラのメンテナンスはホコリと湿気との戦いである。使った日は帰ってきたら本体とレンズを一通りクリーニングして防湿庫に保管して、ほどほどに使い込んだらメーカーへオーバーホールに出す、というのが精密光学機器を扱う当たり前のマナー…なんだが、低価格フルオートコンパクト&写ルンですがカメラ業界の常識を塗り替えて日用品的に扱ってもよい的な空気を受容してしまって、ワタシもずるずるとそれに従ってロクなメンテもせず使い倒してきた(そういう扱いはなっとらんというクレームをカメラ趣味の友人から受けたことがある)。なので正直まともに査定されるとは思っておらずちょっぴり得したかもという気になっている。トータルで考えれば明らかに赤字なんだがね。

それにしてもカメラも写真も使うのは好きだがカメラという機材や撮れた写真そのものにあまり愛着を持っていないのは僥倖というべきだろうか。いわゆるレンズ沼に引き込まれることも無く、手元にある適当な機材でそれっぽいスナップを撮れれば満足できる。これはワタシの性格ではあまり考えられないパターンなので、どこかで自制心が働いてるんだと思う。だってカメラやレンズの価格も皆さんのカメラ愛もすごいんだもの…

2015/04/18

デジタルカメラを新調

いきなり本題。デジタルカメラは単三乾電池で動くことにこだわって長いことミノルタDiMAGE X20を使ってたんだが、2011年のロサンゼルス旅行でさすがに限界を感じて、その年の暮れにアナログ時代のレンズ資産を生かすべくキヤノンEOS Kiss X50(以降EOSと表記)を購入した。そこから約4年とちょっと、デジタルカメラでの撮影がスマートフォンの普及によってカジュアルに楽しまれるようになるのと対照的に、重厚長大なデジタル一眼レフは以前よりも気合いが要らない道具になったように思う。確かに、撮影するモチーフやシチュエーションを予測し、レンズを選び、各種パラメータを設定してベストな1枚を得る喜びは大きいのだが、デジタル技術の進歩は恐ろしく速く、それらアナログ時代に必須だったスキルをかなり大幅に補ってくれるようになった。オートバイで例えるなら、現在売られているリッタークラスのスーパースポーツバイクが数年前のMotoGPやWSBレーサー並みの性能を備えつつコンピュータ制御のおかげで誰でもとりあえず乗りこなせるようになっているようなものだろうか。皆さんが使っているスマートフォン内蔵のカメラはさしづめ400ccクラスの、ミラーレス一眼レフは750cc〜リッタークラスのネイキッドかな。おそらく両方とも、普通に使うぶんには8割方のユーザーから不満が出ないくらい、きれいに写ると思う。


そんなわけで、ワタシのデジタルカメラライフはメインがEOS+数本のレンズ、サブがiPhoneという体制がしばらく続いていたんだが、気がつくとEOSの稼働時間が減る一方になってしまった。当初はサブのつもりで撮り始めたiPhoneのカメラが思いのほかよく写り(しかも3→4→5→5sで画質が着実に進化)、さらにポケットからサッと取り出してすぐ撮影できる手軽さも加わって、デジタル技術で大幅にサポートされて使いやすくなってるはずのEOSを準備するのがそもそもめんどくさくなってしまうことが多々発生したのだ。結局、普段使いのカメラはiPhoneで、望遠レンズが必要と予想される場合などで(仕方なく)EOSを引っ張りだす、というパターンでこの4年ほど過ごしてきた。


ここで振り返ってみると、EOSと手持ちのレンズ一式を準備して出かけても、撮影に一度も使わず帰ってくるケースが割と多いことに気づいた。iPhoneのカメラが優れているのとEOSを準備するのがめんどくさく感じることが多かったのは前述した通りだが、デカいカメラを振り回すのが何となく憚られるというか、場の雰囲気に似合わないように思えてEOSを取り出せなくなかったことも結構あった。会食やパーティなどでは特にそう。他に比べて大型で真っ黒なボディにレンズがドーンとついているカメラは、同好の士が集まる撮影モチーフを撮るときか、イベントの取材くらいしか居場所が無い感じ。いくら手軽になったとはいえ、ミラーレスでないデジタル一眼レフカメラはやはりプロフェッショナルな道具のひとつなのだ。


じゃあiPhoneだけでいいじゃないかと言い切れないのは、それだけでは対応できない被写体が存在するから。そこで、基本に立ち返って自分が主に何を撮影しているかを考えた結果、EOSの代わりに持ち歩く「サブ」カメラとしてパナソニックDMC-TZ60を購入した(ベーコンPさんありがとうございます。圧倒的感謝…)。レンズが交換できないことを除けばエントリークラスのミラーレス一眼レフと遜色ない性能と機能を持ち、GPSやWi-Fiまで内蔵するので旅先の記録やスマートフォン・タブレット等への転送なども余裕でこなす。まだ手に入れたばかりで全ての機能を使いこなせてはいないが、強力なズーム&マクロ&オートフォーカス&手ぶれ補正機能は、エントリークラスの一眼レフよりボディが軽く小さいぶん強力かつスピーディに働く印象を持った。今日は天気が良かったので朝から撮影テストと散歩とロケハンを兼ねて谷中→羽田空港国際線旅客ターミナル→川崎と気ままに移動しては適当に撮影して歩いたが、想像以上によく撮れるというのが率直な印象。ここに貼った写真はMacで少々レタッチした後に縮小したものなので、ひとつの作例として見てほしい。でも…このクオリティの写真をiPhoneにサクッと転送してツイートするのってクセになるかも…飯テロ用の実弾をたっぷり用意しないと。

2015/04/14

「初音ミクを殺すための101の方法」を読んだ

「お兄ちゃんどいて!初音ミク殺せない!」というタイトルにしようとしたけど自重。先日webで発表された表題の批評について、個人的にまとめながら感想をつらつらと述べる。こういうのは「ボカロ批評」関係者などの領域だと思うんだが、ネタは鮮度が命ということで。

まず、この長い文章を引用しながらざっくりと整理してみようと思う。自分自身が理解可能なように文章を適宜改変しているが、当然、文意はできるだけ保持するよう努めている。

2015/04/11

オーディオ=オカルト論にあえて反論してみる

99.9%勝ち目のない戦いになるのは承知で書いてみる。

少し怪しげなオーディオ周辺機器が発表されるたび、ほぼ効能の認められない「オカルト」であると断ずる論調が大勢を占めてずいぶん経つ。元オーディオファンとして納得できることがほとんどだけど、その批判を全面的に肯定できるものでもないし全員一緒じゃつまらないので、あえて反論してみる。

その1:以前に楽器店へ連れて行ってもらって、まるでミニ四駆みたいな細かな改造パーツの多さに目を丸くしたことがある。演奏者の好みに合わせる目的もあるだろうしオーソドックスな楽器ならちょっとした部品の交換やセッティングの変更で音が変わることがあることは理解できる。であれば、楽器の一部であるDTM環境にもそのノウハウが適用されて然るべきである。具体的には、同一のDAWでもPCメーカー、CPU、マザーボード、メモリ量、ドライブの種類と容量、電源ユニットの容量etc.によって音が変わると考える作曲者が居てもおかしくないはずなのだ。その思考をリスナー側にひっくり返せば、デジタルオーディオ向けアクセサリの数々がなぜ存在するかの理由になると思うのだがどうだろう。

その2:ユニクロ等の機能性下着でも食料品売り場に並ぶ醤油の数々でも何でもいいが、それらを購入するときに二重盲検法で売り文句の有効性を確認するだろうか?また、それをやってないことをことさらに批判するだろうか?世の中に流通するほぼ全ての商品には差別化の名のもとに何らかの機能や効能が付加されている。それらは厚労省その他の案件でなくよほど悪どいものでなければ大してチェックされず販売されているのが実情である。二重盲検法等の科学的な試験の未実施を理由にオーディオアクセサリだけを批判するのは、そういうものを同様に行って然るべき他の商品の存在を考えれば極めてアンフェアな態度ではないか?

その3:プラセボ効果はすっかり有名な言葉になったが、内容をかいつまんで言うと「偽の薬を投与したら体調が改善した」実験が元である。これは薬だけではない。イミテーションの宝飾品も複製の絵画も、それが生活空間に存在するだけで何となく豊かな気分になったりするものである(余談だがワタシの部屋にはミッドセンチュリー時代にデザインされた名作椅子のレプリカがある)。オカルトめいたオーディオアクセサリーも似たようなものと考えられないだろうか。然るべき投資をして所有して設置するだけで何か気分が良くなる、そういった面も十分に機能の一部だと思うのだ。逆にそれを否定するなら、オーディオオカルトを唱える方の生活空間はひどく味気ないものなんだろうと想像する。たぶんフィギュアのひとつも置いてない実験施設か囚人部屋みたいなんじゃなかろうか。

…すごいこじつけっぽい。とにかく昨今のオーディオすなわち全てオカルトという短絡思考だけは避けたいというのが個人的な思い。共感者はどんどん減ってるけどな。それでもみんなヘッドホン・イヤホンだけはとりあえず変えるのがすごく不思議ではある。アナログ段はパーツ変更の影響を受けやすいのを差っ引いてもさ。

2015/04/10

音楽を聴く楽しみを取り戻す方法を考えている

音楽についてここ最近は特にボーカロイド関連について書き綴ってきたが、今回はそれとは関係なくリスニング全般の話。

既に何度か触れた通り、体調を崩してしばらくしてから音楽を積極的に聴く習慣が止まってしまった。正確には流れている音楽が音楽に聴こえず、生活音の一部に混じってしまって感情を揺さぶらなくなった。

このあいだ西伊豆にドライブへ行ったときもiPodにお気に入りの曲を詰めてずっとかけ続けていたんだが、以前のようにアドレナリン全開ウヒョーみたいなテンションではなくて、遠くでAMラジオが鳴ってるのを何となく耳にして時々昔を思い出しては「おっ」と呟く程度。一般的な音楽リスナーならむしろこのくらいが普通なんだろうが、学生時代はドライブと音楽が生活の一部であったし、クルマに以前ほど乗らなくなった最近でもニコ動でボカロ曲の新作を毎日チェックしては当たりを見つけたと言ってギャーギャー大騒ぎしてた自分自身がまるでウソみたいである。「ボカロに飽きたんじゃねえの」と言われることもあるが、例えばアニソンなど他の一般的な、あるいは昔から好きだったアーティストの音楽も積極的に聴く気にならないので、ボカロへの飽食感という次元の問題ではない。また先日書いた通り、現在は数々の処方薬を服用しながら体調回復に努めている身なので、もしかすると副作用によって音楽に対する感性が鈍くなってしまったのかもと考えたこともあるが、定期的に薬を飲むようになったのはこの症状に陥るよりずっと前なのでその仮説は否定される。

まあ結論を言ってしまえば、目眩に似た感じを自覚して、音楽だけではなくネットから大量に浴びせられる情報をほとんど受け付けなくなったのが症状再発・悪化のきっかけなんだが。そうなった具体的な日付も理由も伏せるが、あれを何とかしないとたぶんダメなんだろうな。こればかりは主治医も処方薬も役に立たず、どこかで再戦して勝たないといけない。いや一矢報いる程度でも構わないな、勝ったところで何の得もないし何事もやり過ぎは身体に毒だから。

そんなわけでたまに聴くボカロ曲や不意に思い出す昔のアイドルポップスやアニソン、そして久しぶりに行ったボカロ系クラブイベントなどによって、時々繋がる脳内と身体の音楽回路の線を少しずつ太くして、楽しかった感覚を取り戻すのを意識的にやっている。たまにTwitterでつぶやいたりここに書いたりする話題が古くさくてクドいのは、自分にとって楽しい音楽って何だったっけという自問から逆算して作品を思い出してるからである。決してレトロスペクティブなだけではなく。

2015/04/09

最近のアニソンがリッチだが劇伴も注目されてほしい

いや別に楽曲レベルが高くてうんぬんという分析的な細かい話をしたいわけではない。

昨今の第n次アニメブーム、特に良質な深夜アニメの隆盛によってアニソン(=OP/EDと劇中挿入歌、キャラソン含む)の数は1クールにつきもしかしたら合計3桁近くに届く勢いとなっており、しかも各々がパッと聴きでもよく出来ているのにそのうち数曲は必ず強力なフックを持った良曲が飛び出してくるのがまず驚き。最近はMONACAの仕事ぶりが目立つが、ネットレーベル/ボカロ系アーティストも活躍されているのが喜ばしいところ。

(何度でも強調するけど「鏡には〜」からの舐め回すような長回しのカットが絶品!)


(これはBPMを半分にして小林幸子か石川さゆりあたりに歌ってもらったら完璧になると思う)
これに劇伴(=物語に付随したBGM)がつくのだから、インストも守備範囲としている音楽ファンには毎クールたまらないものがあるだろう。

数年前にアニメをがっちり視聴する趣味から離れてしまっているので強いことは言えないんだが、実はTVシリーズの枠内で音楽的にリッチなことをやってしまった例は枚挙に暇がない。近年のOP/EDで記憶に残っているのはシャフトと組み始めた頃の新房昭之監督作品で、例えば「月詠」のOPと「ぱにぽにだっしゅ!」のOP/EDは最近の電波ソングあるいは萌えアニメ系のアッパーなアニソンの源流と言ってもいいかもしれない。思いつきだけど。

(これを見た後にDimitri From Parisを知った、お恥ずかしい限り)


(「ぱにぽにだっしゅ!」は新房監督×シャフトの原点っぽいノリなので超オススメ)
ただ、OP/EDと劇伴の両方とも振り切れちゃってる例というのはあまり思い浮かばない。「エヴァ」のフルオーケストラめいた壮大な劇伴は鷺巣詩郎によるものだが、あれはまあ過去の映画やTVシリーズの特撮もののオマージュだったんだろうと今になって思う。「カウボーイビバップ」はOP以外は案外コンサバだし、あの「エウレカセブン」でさえ全編テクノというわけにはいかなかったわけだし。「攻殻機動隊」はどうだったっけ。「まどマギ」はかなり演劇的だったけど全体で見たらOPが浮いてた記憶があるが演出の一部と言われたらそれまでだしなあ。

しかし何でも例外というのがある。「サムライチャンプルー」は今でも時々無性に見たくなってサントラを引っ張り出しては聴いてる作品。例えば真夏のクソ暑い夜にビールなどあおりつつグデングデンに酔っぱらいながら見て途中で寝落ちしちゃうのがこれほど似合う作品もなかろう。発表時期を考えるとゼロ年代のオタク vs サブカル論戦に引っ張りだされそうな雰囲気もするが、結果的には内容が良い意味でいい加減かつハイカルチャー過ぎてどちらからも敬遠された気配すらある。その点ではとても幸せで不幸な作品だと思う。

(この作品の音楽的なキーマンであるNujabes氏は2010年に亡くなったそうである。合掌)
話は戻って最近の深夜アニメ量産体制が作画に加えて劇伴の制作もどれくらい間に合ってるのか、少々心配ではある。アニメ視聴趣味のリハビリが進まず細かく視聴していないためにおそらく見落としがたくさんあるのを百も承知で言うが、企画側の趣味全開で作曲にじっくり時間をかけた、変なものキメてイッちゃってる感じのデロンデロンな音楽が劇中でひたすら流れてる新作シリーズを久しぶりに見たい。あとでこっそり教えてくれちゃってもいいのよ

そういう意味でも「ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン」にはものすごく期待している。最初からアタマがフルスロットルでイカレてブッ飛んでるくらいの劇伴にしてほしい。いや別に作画とか崩壊してもこれだったら気にならんから。

処方薬の話

別に怪しいドラッグの類は取り上げない。それと薬の種類と量を具体的かつ得意げにペラペラ話す奴は個人的に信用できないというポリシーがあると前置きしておく。

自分は睡眠障害ではないかと疑って定期通院を始めてから10年近く経つ。入院検査の後に睡眠導入剤と鎮静系の薬を処方してもらって1年ほど経った後、抑うつ症状が強くなったということで処方が丸ごとひっくり返って薬量が倍増し、さらに様々な種類の薬を数ヶ月単位で取っ替え引っ替えすることになって1年ほどでほぼ快方に向かった。

そこから数年経って今度は自律神経がやられたらしく日替わりで体調とメンタルが安定しなくなり、カウンセリングを受けながらそのときの症状に合わせて処方を変えてもらって、ついでに民間療法的なものもあれこれ試して現在に至るが完治にはまだ遠い状況である。

便利な世の中になって処方薬のリストからネットで効用と副作用、服用時の注意などは全て分かるんだが、ワタシ個人はできるだけそれを見ないようにしている。特に副作用と服用時の注意を気にしていると何も飲めなくなるような危険なことが普通に書いてあるので、病気を治しているのか薬物中毒に片足を突っ込んでるのか分からなくなってしまうからだ。一時期それ自体にウンザリして主治医の指示を無視して薬を飲まなくなったことがあるが、言うまでもなくこういうド素人の判断は往々にして危険な結果を招くので絶対にマネをしてはいけない。実際にその期間は病状が改善するどころか悪化したのは確かであるし。

ともかくここ数年は様々な処方薬を一般の方々よりは間違いなく多量に毎日服用している身だが、勝手な断薬は論外として他にもめんどくさいことが多くて困る。処方が変わって新しい薬を飲むときは少し緊張する。特に新しい睡眠導入剤は前後不覚になってコケたり夜間にトイレの場所が分からず部屋の中をさまよったりした経験があるので慎重になる。またアルコールや他の一般的な風邪薬・頭痛薬等を同時に飲むのも本来は避けた方がよいはずなんだが、酒を飲みたい気分の日はあるし飲み会に出る機会も(以前より減らしたとは言え)あるし、どんなに気をつけていても風邪は引くし頭痛も起こるので、そういうときは数日後に干からびた姿が発見されたらそれまでと覚悟を決めてそれぞれの薬を鼻をつまんで飲むことはある。

上記のような生活を今まで続けてきてぶっちゃけ大量の処方薬だけで中毒になるんじゃないかと思うこともあるが、医師の処方に従って症状に合わせて減薬していけば後遺症はそれほど出ないらしい。処方薬を変えた際の極端な言動の変化も以前ほどではなくなったので、身体が薬に慣れたということはあるのかもしれないが。経験的に言っても神経系やメンタル系の薬物治療は安定さえしてしまえば処方薬の量は減らせるわけで、他の慢性疾患の治療…定期的な入院や手術を含む…を考えれば副作用も目立たず確実にマシな部類に入る。実際、こんな文章を書けるほど自分自身の状態に自覚的になれてきたのが快方に向かっている証拠だと思う。少なくともこの数年間は精神的にも身体的にもそんな気になれなかった。目の前の錠剤の山を見てもずいぶん落ち着いたもんである。

余談ながら他の病気、特に生命に関わる重篤な疾患で先進医療の外科・放射線・薬物等による治療を拒否して俗に言う民間療法を選択する方がいらっしゃるようだが、それは(ワタシが一時期勝手に断薬したように)個人の判断なので外野からとやかく言う性質のものではないと考えている。スティーブ・ジョブズに早期の手術を受けさせることが誰もできなかったように、最終的には本人の意思によるものなので誰も責められないであろう。仮に選んだ療法が詐欺的であったとしても、余命が少々短くなるだけである。ただし、これだけは自分自身の経験として言っておく。現代医学の水準を馬鹿にしてはいけない。少しでも長く生き残りたければ数年前に常識と言われていたようなモノの見方は捨て去って、実績があり信頼もできる医師の所見を素直に聞くべきである。それともうひとつ。健康診断・人間ドックは定期的に受けること。早世した方を悼むなら、あなたにはその義務があると考えてよい。自覚症状がない状態が最も恐ろしいのだから。

2015/04/08

ローガンデビュー?

先日のこと。外出先で何気なくiPhoneを眺めたらいつもの距離だと文字がはっきり見えないのに気づく。とりあえずメガネを外してみると普通に読める。顔からiPhoneを遠ざけると文字のピントが合う。そういえばこのところ部屋ではメガネを外して過ごしていることが多かったなと考えて、ついに来たかと思い至った。

年齢を重ねるごとに手元にピントが合わなくなってモノがよく見えなくなることを俗に老眼と言う。視力が良すぎて近場のものが見づらい遠視とは違い加齢による衰えなので、近視や乱視でも老眼になるケースは多く、そのための2重焦点レンズも一般的に販売されている。

ワタシはかなり強い近視+左右で不揃いの乱視なので特にクルマ・バイクの運転を考慮して少し強めの度数のメガネをかけていたが、最近はメガネを外して過ごす時間が多いのに加えて部屋を片付けた際に出てきた古くて度数の弱いメガネを日常用として使うようになったのも影響したのかもしれない。幸いにして簡単なPC作業はiPhoneとiPadで代用できるのですぐに困ることはないが、このままだといずれ新聞や雑誌やモニタなどを顔から遠ざけて読むようになって、遂には2重焦点レンズのお世話にならんといけなくなるだろう。レーシック的外科療法は一時期考えたけどやはりイマイチ信用できず…。

ともあれまだリカバリー可能な範囲に感じるので、ブルーベリーなどつまみながら目の周囲をマッサージして蒸しタオルなどあてて眼精疲労を取って様子を見ることにする。

デジアイ老眼予防版って出してくれないかしら。

2015/04/07

2015年にTwitterクライアントで悩む

Twitterが断続的に仕様変更していて今日もコメント付きでリツイートできる機能が導入された。当初よく言われていた「140字しか書けないシンプルなマイクロブログ」的な説明はもう適切ではなく、気軽で他愛のない会話と、かなり濃密でプライベートなコミュニケーションと、不特定多数へのアプローチや情報拡散を、実名の公表なしに実現できるという、FacebookでもLINEでも(もちろんその他のサービスのどれでも)ない独特な位置を占めるSNSとなったように思う。機能追加はその多様なニーズへの対応として、おおむね評価できる。例えば最近のものだけを思い出せるだけ拾ってもこれだけ出てくる。
通知、アクティビティや広告関係まで広げるともっとたくさん出てくるが、一般人レベルだとそんなに気にしないものではあるので省略する。今後も新しい機能がテストされ、あるいは何の前触れもなく追加されていくものと思われる。

さてここで問題になるのが、いわゆる公式(web、各種OS/モバイル用ネイティブアプリ、TweetDeck)以外のサードパーティ製クライアントが上記の機能追加にどこまで追いついているかということである。自分は現在MacとiOS、AndroidともにJanetterを使っているが、開発がほとんど止まっていて上記の「新機能」にまるで追いついていないような感覚を覚える。かと言って他のクライアントも似たり寄ったりで、結局のところ「新機能」を使いこなすには公式を用いる他ないという結論になってしまう。ただサードパーティ製に比べるとカスタマイズ性が低く、特にキーワードミュートが存在しないため、予備として仕方なく使っているのが実情なのだが。

Twitter社は当初APIを公開してサードパーティの参入を促し発展してきた歴史を持つ。数年前の大きな方針変換を経ても彼らが残り続けているのは、独自の付加価値…ちょっと気の利いた追加機能だったり外部サービスとの連携強化だったり…が大きくて公式よりも使いやすいとユーザーから評価されてきたからに他ならない(もっとも公式アプリも元をたどれば買収されたサードパーティ製アプリだったりするのだが…)。しかし今後もこのペースで「新機能」が追加されていくのはほぼ間違いないので、いずれ脱落していくサードパーティが出てくるのではないかと思う。Twitter社が目指すのはそうして寡占化された、彼らが言うところのユーザー体験が統一化された世界なのかもしれないが、何ともつまらないというか、そこまでやるなら公式にもっと気合入れて機能てんこもりにしてカスタマイズできるようにしろよと思う。

ともあれ前述の通りJanetterへの不安を覚える今日この頃。MacはTweetDeckでカバーできるとしてiOSはTweetLogixfeatherへの移行を視野に検討中。AndroidやWindowsはニーズが出来たときに考えればいいや…。

追伸:最近教えてもらって重宝しているのが、特定のアカウントからのリツイートを非表示にする設定。興味のない話題を大量にリツイートされても街角で配られているビラ程度に意味のない情報と感じるようになってしまっていたんだが、これであらかじめ受け取り拒否できるようになった。快適。

2015/04/03

JOIN ALIVEの私的おぼえがき

ニュースをチラ見してたらJOIN ALIVE(以下JA)にミクさん出演という話が流れてきたので、JAには行ったことがない元道民による観光振興支援的観点からポイントをまとめておく。確か岩見沢市およびその周辺市町村に在住のコアなミクファンがいらっしゃると記憶しているので話が具体化したらその方々にご相談してほしいが、とりあえず見に行く誰かの参考になれば幸い。以下箇条書き:
  • 7月中旬の北海道は非常に快適な気候で過ごしやすい。長期の休みが取れれば他の地域へ足を伸ばすのもオススメ。
  • 例年、海の日直前くらいから航空運賃が高く設定される。開催日の7月18・19日が見事にかぶるので空路で道内入りを目指す方は早割やLCC等の利用を検討のこと。夏場のフライトはスケジュールがあまり乱れないのが救いではある。
  • 札幌以外の道内の地方都市は駅前を中心とした市街地がほぼ過疎化しており、会場の岩見沢市も例外ではない。JA期間中のホテル等の混雑具合が不明だが宿泊希望者数が宿泊可能数を超える事態は十分に考えられるので、岩見沢ではなく札幌に宿を確保するのも一考。ちなみに札幌〜岩見沢間はJR特急で約25分、高速バスで約45分が目安。
  • 岩見沢市内に宿を確保した場合、都市としてのアメニティ…例えばちょっと先にコンビニが必ずあるといった「恵まれた」環境を期待してはいけない。大型電気店等は郊外のバイパス道路沿いに展開されているので、モバイル系ガジェットを大量に持ち歩く人は配線や部品などをうっかり紛失しないこと。
  • 岩見沢市内の食事処は特に無くこれといった名物もないので、市内でオフ会等を開くなら適当な安居酒屋を探すほうが無難ではある。強いて挙げるなら「福よし」くらいだが人気店なので要予約。「らい久」はいま食ったらモノ足りないかもしれないなあ。かつては札幌で食うよりラーメンが旨いと言われた土地なのだが…。
  • 会場となるいわみざわ公園はハッキリ言って市内から遠い。おそらく送迎バス的なものが準備されるだろうが自家用車で移動した方が何かと楽だろう(過去の記憶だけで言うと会場周辺は空き地だらけなので駐車場がパンクすることは無い…はず)。道央道の岩見沢インターで降りれば会場は目の前なので、札幌からレンタカーや高速バスを使うという技も可能かもしれない。いずれにせよJA公式の案内をよくチェックして交通手段をしっかり確保してほしい。
  • 会場周辺にコンビニその他は存在しないはず。
  • アウトドア装備は他の野外フェスとそれほど変わらないと思う。いきなりヒグマが出てくるなんてことは絶対にありません。
だいたいこんなところかな。何か思い出したら追記するつもり。

さっそく追伸・#UltraMiku組へ:東北道北上弾丸ツアーは冬よりずっと楽ですが個人的には大洗〜苫小牧フェリーの利用をオススメします