2015/04/10

音楽を聴く楽しみを取り戻す方法を考えている

音楽についてここ最近は特にボーカロイド関連について書き綴ってきたが、今回はそれとは関係なくリスニング全般の話。

既に何度か触れた通り、体調を崩してしばらくしてから音楽を積極的に聴く習慣が止まってしまった。正確には流れている音楽が音楽に聴こえず、生活音の一部に混じってしまって感情を揺さぶらなくなった。

このあいだ西伊豆にドライブへ行ったときもiPodにお気に入りの曲を詰めてずっとかけ続けていたんだが、以前のようにアドレナリン全開ウヒョーみたいなテンションではなくて、遠くでAMラジオが鳴ってるのを何となく耳にして時々昔を思い出しては「おっ」と呟く程度。一般的な音楽リスナーならむしろこのくらいが普通なんだろうが、学生時代はドライブと音楽が生活の一部であったし、クルマに以前ほど乗らなくなった最近でもニコ動でボカロ曲の新作を毎日チェックしては当たりを見つけたと言ってギャーギャー大騒ぎしてた自分自身がまるでウソみたいである。「ボカロに飽きたんじゃねえの」と言われることもあるが、例えばアニソンなど他の一般的な、あるいは昔から好きだったアーティストの音楽も積極的に聴く気にならないので、ボカロへの飽食感という次元の問題ではない。また先日書いた通り、現在は数々の処方薬を服用しながら体調回復に努めている身なので、もしかすると副作用によって音楽に対する感性が鈍くなってしまったのかもと考えたこともあるが、定期的に薬を飲むようになったのはこの症状に陥るよりずっと前なのでその仮説は否定される。

まあ結論を言ってしまえば、目眩に似た感じを自覚して、音楽だけではなくネットから大量に浴びせられる情報をほとんど受け付けなくなったのが症状再発・悪化のきっかけなんだが。そうなった具体的な日付も理由も伏せるが、あれを何とかしないとたぶんダメなんだろうな。こればかりは主治医も処方薬も役に立たず、どこかで再戦して勝たないといけない。いや一矢報いる程度でも構わないな、勝ったところで何の得もないし何事もやり過ぎは身体に毒だから。

そんなわけでたまに聴くボカロ曲や不意に思い出す昔のアイドルポップスやアニソン、そして久しぶりに行ったボカロ系クラブイベントなどによって、時々繋がる脳内と身体の音楽回路の線を少しずつ太くして、楽しかった感覚を取り戻すのを意識的にやっている。たまにTwitterでつぶやいたりここに書いたりする話題が古くさくてクドいのは、自分にとって楽しい音楽って何だったっけという自問から逆算して作品を思い出してるからである。決してレトロスペクティブなだけではなく。