For short, " I. M. G. D. "
Established : 1997/12/07

Light up your room, and browse away from the monitor, please! :-)

2025/05/10

近況

event_note
誰も気にしてない印象ですけど、生存報告も兼ねて念のため書き記しておきます。

前々回の投稿で転職&引越することをお伝えしてから、早いもので2ヶ月以上が経過しました。



約30年に及んだ内地への出稼ぎ、もとい、関東圏での会社勤めは、かなり多くの転職と15年ほど前に発症した抑うつによる数年間の社会的ドロップアウトを経て、いわゆるSES…IT業界の下請業者を案件ごとに渡り歩くという、一般的にはとても不安定な、しかし個人的には(たとえその日暮らしだったとしても)比較的気楽に過ごせた日々でした。

しかしさすがに現役エンジニアとしては(最近の急速な技術の発達が背景だとしても)ごまかしが効かなくなって、同時に、北海道の両親の衰えが急に進み、ワタシの親族にかかる負担をそのままにしておくわけにはいかなくなって、北海道での案件を模索し始めたのが2024年の夏前でしょうか。当時はまだリモートワークに望みをつないでいましたが、担当した現場を離れて北海道の仕事をしたいと当時勤めていた会社に伝えたところあからさまに冷遇され(若い営業からケンカを売られてさすがに見過ごせず社長同席の場で応戦したほど)、昨年末から今年の始めまでは全くスキルマッチせず、先日まで住んでいた東京郊外に隣接する某市から90分かかる案件に飛ばされて、SESはウンザリもういいやってなっておりました。

それと並行して進めていた転職活動ですが、(年齢を考えたら仕方ないですけど)まあものすごい数の「今回はお見送りさせていただきます」メールを掻き分けたら、内定を出してくれた会社が現れたんですね。今回は、というか、今度こそ転職履歴の最後にするつもりで入社したのが、現在の職場です。北海道の老舗で道民は全員知ってるというのがハッタリでも何でもないんで最初はビビってたんですが、入ってみれば予想通りというか案の定というか、いかにもな中小企業で、IT以外にもやること山積みっていうのが率直な感想です。

とまあ、通常スケジュールなら前職の有休消化期間に部屋を決めてさっさと引越すればよかったんですけど、
  • 気に入った部屋が4月から入居可だったので3月中は親類の部屋に居候することにした
  • わりと突然に母が亡くなった(高齢の要介護者だったので仕方なし)
  • 母の葬儀その他の影響で自分の引越などのスケジュールをいったん白紙化して全て見直し
  • 札幌近郊の実家で暮らしていた父を施設(サ高住)へ引越させた(これは当初の予定通り)
  • 4月になって入居した部屋がトラブル続出して不動産屋と大ゲンカ(一部はいまだ終息せず、まともなネット環境が整備できてないのがとても痛い)
  • 父は当初それなりに自活していたが4月中旬くらいから不調を訴える頻度が増えた
  • 元の部屋の片付けと引越荷物の搬出その他のため札幌〜関東圏を数回往復してようやく退去
  • オンボロ軽自動車で北海道に上陸して速攻で別のクルマに乗り換えた(これはあらためてお話しますね)
  • 父が救急搬送されて入院
こうやって書き出すとイベントが多過ぎて自分でもビビりますね…父母は高齢者なので何があってもおかしくなかったわけですけど、新居のトラブルは不動産管理会社の邪悪な社風と社員のずさんな仕事が原因なので、想定の倍以上に膨らんだ引越代金のマイナスを何とか取り戻したら、ベターな物件を探してさっさと引っ越しますわ…

それはともかく、北海道札幌市は人口約200万の大都市とは言いながら全体的にはのんびりしていて、その一方で道路交通とJR・地下鉄の乗車マナーは最低最悪クラス、夜は大通〜すすきの周辺の繁華街以外は人がいないと思うくらい静か、そして何と言っても寒い寒すぎる、という印象です。

今回はゼロリモートワーク≒職住近接をコンセプトとして、札幌でも馴染みのなかった場所に部屋を借りましたが、決め手は目の前に24時間営業の巨大スーパーマーケットがあったこと。サッポロクラシック(季節の限定版含む)が飲みたいときにいつでも気軽に買えて、ソフトカツゲンやコアップガラナが並んでて、やきそば弁当はもちろんホンコンやきそばまで普通に並んでる店って、北海道でも限られてると思うんですよ(特にホンコンやきそばは店頭で見かける機会が激減してる)。もちろん食材や惣菜、お酒の品揃えの豪華さたるや…食べて寝るだけならワンルームでも足りてしまうくらい住みやすく、その一方で実は札幌というか北海道でも歴史が古い街なので、時間のあるときに近所を散歩するのが楽しいです。それとJRを使えば新千歳空港まで1時間かからず行けるのは、いざという時とても心強い。ちょっと遠いけど早朝便の直通高速バスのバス停まであるし。

そんなわけで、特になにもなければ、このまま骨を埋めることになるでしょう。おいでよ北海道。
(家賃を話すと皆が必ず驚くのでネタにしていた東京近郊某市の1DKの旧宅の退去直前の様子)
 𝕏へポスト  Pocket このエントリーをはてなブックマークに追加