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2012/06/02

台北・チキチキ弾丸ツアー:雑感

今回の台北旅行ネタはこれで最後かな。ボーカロイドやオタクネタとは少々遠いところをつらつらと、例によって箇条書きで。

  • チャイナエアは予想外に快適。偏見を持ってたのを反省します。機内食が旨かった。それとキャビンアテンダントさんがステキ(強調)。
  • 空港からのシャトルバスは、車体の年季が入っててスリリングなのでオススメ(笑)。
  • 市内を走行している自家用車の比率をざっくりと言うと、トヨタ4:フォード2:ホンダ2:それ以外2といったところ。んで、そのどれもがLAと比べて圧倒的に新しい。車検制度があるのか知らないが、代謝を促進する何かの理由があるように思う。LAの乾燥した気候に対して日本と同じく高温多湿なので錆びやすいというのは、確実にありそうだが。
  • 市内名物のスクーターの群れだが、心なしか数が減ったような。ただ、スクーター販売店とバイク修理店は異様な数で、相変わらずの需要の高さを物語る。二輪レースの文化があれば、腕のいいメカニックだらけだろうから、一気に頭角を現すと思う。
  • 台北市内の地下鉄がいっそう充実していた。旅の記念にと思って購入した悠遊カードも、結局ほとんど使いきってしまった。…でね、帰りの機中で物販カタログを眺めてたら、チャイナエア特製の悠遊カードがあってね…行きの機内で買っときゃよかった。
  • 一般の鉄道は、ちょっと昔の東京メトロ銀座線とか都営浅草線みたいな感じ?鉄分少なめなので詳しく説明できません。乗車口にステップがあるので気をつけよう(うっかり踏み外しそうになった)。
  • 新幹線は、驚くほど快適。というか、細かく比較しなければ日本と変わらない。桃園国際空港の往復を安く済ませたければシャトルバス一択だけど、余裕があればぜひ利用することをオススメしたい。逆に、直前の思いつきでロクにチェックせず飛び乗るようなマネをしてはいけません…(苦笑)。
  • 台北市内で特に目立ったのが、カメラ専門店。キヤノンやニコン等、日本ブランドの一眼レフが店頭にずらっと並ぶさまは壮観であった。光華數位新天地周辺には新品・中古レンズ専門店まであって、VocaWorldでそれを使いこなしているのも確認できたので、趣味のひとつとして完全に定着しているのであろう。詳しい人なら、めざとく掘り出し物を見つけられるかも。
  • 楽器屋をあまり見かけなかった一方で、オーディオ専門店はちらほらと。こちらは欧米ブランドが強かったねえ…。
  • 他の遠征組も既に言及されているが、学習塾に加えてコンビニの多さは特筆すべきものがある。とにかく、角を曲がるとセブンイレブンかファミリーマートのどちらかが必ずある。セブンイレブンやスターバックスでは悠遊カードが使えたので、おサイフケータイ気分で買い物できて超便利だった。
  • 飲食店が非常に充実しており、日本その他の国からのフランチャイズも豊富なので、好き嫌いがあっても食事に困ることは確実に無い。ただ個人的には、せっかくだからあちらオリジナルの食事をたくさんいただいたほうが楽しいと思う(朝メシから夜市まで、ひたすら食い歩きすることも可能)。ただし水は硬質だったはずなので、念のためコンビニで購入して持ち歩いていた。
  • 飲食店での言葉だけど、場所によって最初は互いにまるで通じないが、身振り手振りで伝えようとすると、店員さんが察してくれるので何とかなる。このへんの安心感は、英語さえ心許なくなってしまったLAでは絶対に味わえないと思う。その一方、日本からのフランチャイズ店では、基本的に日本語が余裕で通じるんじゃなかろうか。グッスマカフェは日本のそれと区別がつかなかったもんなあ…。
  • 今回は思うところあって懇親会の二次会を控えたりして深夜に飲み歩いたりしなかったが、よいお店がかなり充実しているようで、いろいろと楽しめそうではあった。
  • 通信インフラは快適そのもの。空港で買った250NT$/3日の通信専用SIMは、地下鉄の走行中でさえ途切れることがほとんどなく、ホテルには無線LANがあり(市内の公共施設等にも無料のものが整備されているらしい)、持ち込んだ機材でストレスなく通信できた。というわけで総合的に考えると、SIMフリー端末は必須だと思う。例えば空港でSIMだけ買って市内で端末を購入し、その場でアクティベートしてもらうとか。ちなみに台湾で販売されている端末は、すべてSIMフリーだったと思う。技適マークがあれば日本でも使えます。SIMは日本通信等で調達すれば、おそらく大丈夫。
  • 光華數位新天地をグルっと見て回ったが、様々なモノが売られているもののPC系のパーツ類はアキバの価格とあまり違わなかったので、今回は何も購入せず。ただ、HD画質・広角レンズのドライブレコーダーは、最後までどうするか悩んだもののひとつ。帰りに使ったタクシーで使われてるのを見たら欲しくなってしまったんで、実は後悔している(笑)。
  • その他の観光は時間もないので、Twitterの過去ログ等を参照してください。でも台北の醍醐味は、やっぱり夜市をはじめとした街の活気を体感することだよねえ。他の街も、今度は絶対に行くことにする。
思い出せる範囲では、こんな感じ。「遠征組は皆バラバラに行動しているのか」という疑問があったようだが実際その通りで、同時多発で台北の情報がTwitterに現れるのは、さながら「台北クエスト」という印象だったのではなかろうか。この、ある地域でイベントを実施→SNSを通じて情報が大量かつ一気に発信される→イベントに参加できなかった方々がそれを見てぐぬぬとなる→次は行ってみようと思う→次のイベント開催に弾みがつく、という流れは、SNSを「勝手に」活用した新しい文化交流や地域振興のひな型になると思った。自分の観測範囲では昨今のコミケやワンフェス、 #vomas と #air_vomas 等が先駆的な事例なんだろうが、あるきっかけがあって、それを楽しむ方々がSNSを充分に使いこなしていれば、あとは話が転がりやすくなる。同時期に開催されるイベントの数が増えれば更によい。というわけで、もういっそ日本週間にしちゃおうよマジで>特に外務省の方々。もし次があるとすれば、そのへんの一助になれればいいなあと考えているところである。まあそれはともかく、個人的にもどんどん観光で行くつもり。片道3時間でLCCが充実してきて台北の松山空港がほぼ市内にあることを考えれば、金曜夕方に羽田等を出発して土曜日に遊んで日曜夜に帰ってくるというプランが魅力的すぎる。あんなに敷居が低くて居心地がよくてフレンドリーな国は、おそらく他にないわけだから。

さて。

あちらの朝食の定番メニューに豆漿というものがある。実際に飲んでみたが、こちらで言うところの調製豆乳のような印象であった。それにまつわる話は、ここでは書かないでおこう。単なる邪推なので詳細が知りたい人はオフラインでお話するけど、遠征組のおっさんどもが帰国してからもずーっとポワワンとしてるのと、実は密接に関係してるのではないかと考えております(笑)。
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