For short, " I. M. G. D. " Light up your room, and browse away from the monitor, please! :-)
Established : 1997/12/07
皆さんご存知の通り、本当にいろいろあってようやく2020年9月18日に公開された「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」を、その数日後に(できるだけ人のいなさそうな時間帯と映画館を選んで)見て、さらに別の映画館でもう1回見た。初回観劇後に「必ず何か書く」と宣言したものの、自分の思考がどうしても人に読ませられるようなものにはならなさそうで、悶々とした気分を抱えて他の映画やTVアニメなど見ながら、実はボンヤリしていたことを最初に告白しておく。
こんな感情を抱いて見るのは、この映画が最初で最後になるかもしれない。
言いたいことは上記のひとことに集約される。以下、レビューの体裁を取らず、まとまりのないテキストを放出することにする。一般的なレビューや作品論は他の皆さんが既に山ほど述べられているので、そちらをご覧ください。
映画を見て劇場から出てきたら、風景がそれまでと違うように感じられた。そんな体験は、映画好きでなくても何度か映画館へ行って良い作品に巡り合うことができた人なら、思い出すこともあるだろう。
ワタシはつい先日、そういう体験をした。ただしそれはフィクションを描いたものではなく、ドキュメンタリーによって。
映画「ようこそ映画音響の世界へ」の特異な点はまさにここで、事実に基づき歴史を語りながら、同時にひとつの作品として、とても充実した体験を提供することに成功している。
以下、この映画の素晴らしさをいつものように徒然と書いておく。見てから時間が空いてしまい記憶が曖昧になってしまった部分があるため、記述が正確ではない部分が出てくると思う。今のうちに謝っておく。
宝塚版シティーハンター から始まって宝塚歌劇を既に何度か見て、その度にすげえものを見たと思って帰ってくるわけだが、今回はあの「 ベルサイユのばら 」、通称ベルばらである。少女マンガとアニメの双方においての金字塔であり、宝塚と聞いて真っ先に思い浮かべるあれを、運良く見ることができた...