For short, " I. M. G. D. "
Established : 1997/12/07

Light up your room, and browse away from the monitor, please! :-)

ラベル football の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル football の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2024/06/06

「響け!ユーフォニアム3」感想以上深読み未満:第九回 #ユーフォ3期

2024年6月2日、宇治文化センター大ホールでの公式イベントが行われて、その会場でNHKでご覧になっている皆さんとほぼ同じ時間でこの回を見るという、冷静に考えてみればウルトラレアな体験をしました。

「九」というのは「序破急」の"きゅう"とダブルミーニングなのかもしれん

と、「響け!ユーフォニアム」というアニメシリーズの終わりではないか、と、漠然と思いました。

これは今回のタイトルにある「ちぐはぐ」どころではなく
「北宇治高校吹奏楽部史上最大の危機」を見せられている

そんなふうにも感じました。

その後のキャストの皆さんの始終明るげで軽妙なトークや大爆笑のゲームコーナー、その爆笑ネタをアドリブでぶっこんだであろう朗読劇、やや拍子抜けだった各種発表を経て大ホールを出たところで、当日の天気がコロコロ変わって一時はどしゃ降りになった宇治の山並みに沈む夕陽が、今まで見たことのないくらい真っ赤だったのは、今どきのスマートフォンのカメラによる誇張だけではなかったように思います。



2010/06/30

Our football goes on.

event_note
PK戦に突入した瞬間、解説のオシムはTVを消して自室にこもってしまったに違いない。前日書いた『守備が完璧に機能して得点さえ与えなければ、少なくともPK戦の「くじびき」までは負けることはない』が、よもや現実となるとは考えもしていなかったが、結果として我々はハズレを引いた。たったそれだけのことなのだが、現実は現実として受け止めなければならない。しかし、今回の代表は、日本のサッカーが世界と対等に渡り合っていくための手がかりや課題など、様々なものを示唆してくれた。それ以上に、「サッカーがチームプレーで成立するスポーツである」という基本的な事実を、あらためて気づかせてくれた。今回のチーム全ての選手、岡田監督、コーチ、スタッフ、また、このチームを愛し精一杯の声援を送ったサポーターの皆に感謝の意を捧げたいと思う。

我々のサッカーは続く。これからも。

2010/06/29

デッドオアアライブ

event_note
あの歓喜にわいた勝利の余韻にひたる間もなく、ついに決勝トーナメントのその日がやってきた。

ここまでの各試合を見る限り、先取点が試合を八割がた決定づけること、そしてついに強豪、特にFIFAランキング1桁台の常連国が牙をむき始めたという印象が強い。前者の理由は単純で、得点されたチームは同点・逆転するために攻撃に力を割かねばならず、それと引き換えにより多くのリスクを負わねばならなくなるため。そして後者は、やはりW杯における試合経験の差という以外あるまい。オランダが予選でもあの調子なら、得失点差で有利な状況で戦えたデンマーク戦は、立場が逆転していたかもしれない。

さて今回の相手はパラグアイ、南米予選を突破し、予選をトップ通過してくるだけの実力を備えた強豪である(ちなみに最新のFIFAランキングは30位、ガーナやデンマークよりも上。日本は45位)。苦手とする南米特有のスピードと個人技に加え、経験・守備力・組織力を兼ね備えた難敵である。

さてこれらの事実から、我々はいかに闘うべきかを考察してみよう。と言っても既に答は出ている。何も変える必要はない。予選で失点2(うちPK1)の守備力は、客観的に言って確かなものである。この守備が完璧に機能して得点さえ与えなければ、少なくともPK戦の「くじびき」までは負けることはない。そしてもうひとつの経験差については今更どうしようもなく、W杯の経験をこれから積み上げていこうというときに、過去の戦績を引っ張り出してきてうんぬん言っても意味が無いからである。

おそらく危険なシーンに何度も見舞われる、しびれるような試合展開になるだろうが、恐れることはない。しょせんは一発勝負、勝つか負けるか。可能性がある限り全力でチャレンジする。それしかあるまい。我々はそのチームスピリットに応え魂を込めて応援するだけである。あとは運を天に任せよう。

…このチーム、なんか「持ってる」って感じしません?ワタシはそう強く感じるので、妙に落ち着いていたりするのです。

2010/06/25

Our adventure goes on.

event_note
Share photos on twitter with Twitpic昨日書いたように期待を込めて視聴した、いや魂を込めて共に闘った第3戦、皆さん既に御存知の通り3-1というスコアでデンマークに完勝し、予選リーグ突破を果たした。再放送や録画も含め既に5回くらい観たが、「これが日本だ」と世界に胸を張れる素晴らしい試合内容だった。決勝トーナメントに向けて準備すべきことはいくらでもあるが、今日は細かいことは何も言うまい。我々の冒険は続き、まだしばらくの間、夢を見続けられることを心から祝福しよう。

2010/06/24

天王山

event_note
新しいブログに移行してからサッカーの話題がハジメテだったことに、実は少々驚いている。その理由は、オシムから体制を引き継いだ岡田監督が、戦略やコンセプトが定まらないまま消化不良の試合を延々と続け、このままでは日本代表を取り巻く環境が1998年以前まで退行してしまうのではないかという危機感を覚えたため。念のため調べたところ今年の4月以来ということになる。直前の強化試合も同様の課題を抱えたまま4連敗し、W杯予選リーグでは勝ち点どころか3連敗もありえるのではないかという覚悟(あるいは開き直りや諦念)をもって、今回のW杯観戦に突入したわけである。

マイマイ新子と千年の魔法と初音屋と昭和85年

マイマイ新子と千年の魔法がいい」という評判を少し前から耳にするようになった。スケジュールを見るとちょうど空いていたので、気分転換の小旅行を兼ねて一番近い上映館のある川越まで行ってみることにした。