For short, " I. M. G. D. "
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Light up your room, and browse away from the monitor, please! :-)

12/25/2020

ユニバーサル・ラブストーリー:アニメ映画『ジョゼと虎と魚たち』レビュー(ネタバレあり)

199X年の冬。一気に降った大雪の夜、前に進むのも難儀していた同僚が乗った車椅子を、除雪されている大きな通りまで何とか押した。 

201X年の冬。洗剤の匂いでいっぱいの施設のなか、ワタシが誰かも分からず夢見心地で何かをつぶやくだけですっかり小さくなった母親を乗せた車椅子を、個室から食堂まで押した。 

アニメ映画『ジョゼと虎と魚たち』を見て思い出したのは、上記それぞれでワタシの掌に残る感触のことである。

 


12/16/2020

iPhoneのSafariにMTDeckを適用してTweetDeckをモバイル化

event_note12/16/2020
ワタシはTwitter社が提供する現状のweb版Twitterクライアントが嫌いなので、Twitter社が提供しているもうひとつのwebクライアントであるTweetDeckに、いくつかのChrome機能拡張を導入したりなどして愛用しています。 



 TweetDeckはTLがツイートの時系列順で表示されほぼ自動更新される、プロモーションやトレンドなど(ワタシにとっては無駄な情報)が出ないなど、webブラウザで使うだけでも魅力的ではあります。 ただ、以前は別の会社が開発していてそれなりに好評だったんですが、Twitter社が買収してモバイル版アプリの開発を止めてしまったので、現状ではスマートフォンでもwebブラウザで使うしかありません。

ここからはiPhoneでのお話。

先日、iPhoneを8から12 miniに買い換えて、しっくり手に馴染む角ばり具合に気を良くしていろいろ試すなかでTweetDeckもSafariで開いてみましたが、ちゃんと表示されるものの横スクロールに違和感があったりして、使用を諦めました。iOS 14.3の場合、Safari画面まんなかの「共有」メニュー(でいいんだっけ)から「ホーム画面に追加」して、そちらから起動すればPWA的に振舞ってくれますが、動作は基本的にそのままです。 

そんなとき、こちらの記事を見かけました。 


要するに、「MTDeck」というユーザースクリプト(主にJavascriptで記述されるwebカスタマイズ用スクリプト、で合ってるかな)をTweetDeckに適用してやれば、かつてのモバイル版アプリのような使い勝手になる、ということのようです。

先ほどの記事ではユーザースクリプトを追加できる機能を持ったwebブラウザ‎「Ohajiki D Web Browser」などでの使用を案内されていて実際試してみたんですけど、せっかくだからSafariでも実現できないかしら、と手を動かしたら、何とかできちゃいました。

9/30/2020

too difficult to forget : 「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」雑感

皆さんご存知の通り、本当にいろいろあってようやく2020年9月18日に公開された「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」を、その数日後に(できるだけ人のいなさそうな時間帯と映画館を選んで)見て、さらに別の映画館でもう1回見た。初回観劇後に「必ず何か書く」と宣言したものの、自分の思考がどうしても人に読ませられるようなものにはならなさそうで、悶々とした気分を抱えて他の映画やTVアニメなど見ながら、実はボンヤリしていたことを最初に告白しておく。

こんな感情を抱いて見るのは、この映画が最初で最後になるかもしれない。

言いたいことは上記のひとことに集約される。以下、レビューの体裁を取らず、まとまりのないテキストを放出することにする。一般的なレビューや作品論は他の皆さんが既に山ほど述べられているので、そちらをご覧ください。


9/15/2020

すべての感覚をブーストせよ:「ようこそ映画音響の世界へ」レビュー(ネタバレあり?)

映画を見て劇場から出てきたら、風景がそれまでと違うように感じられた。そんな体験は、映画好きでなくても何度か映画館へ行って良い作品に巡り合うことができた人なら、思い出すこともあるだろう。

ワタシはつい先日、そういう体験をした。ただしそれはフィクションを描いたものではなく、ドキュメンタリーによって。

映画「ようこそ映画音響の世界へ」の特異な点はまさにここで、事実に基づき歴史を語りながら、同時にひとつの作品として、とても充実した体験を提供することに成功している。

以下、この映画の素晴らしさをいつものように徒然と書いておく。見てから時間が空いてしまい記憶が曖昧になってしまった部分があるため、記述が正確ではない部分が出てくると思う。今のうちに謝っておく。


6/27/2020

nippper トリビュート:おもいでプラモデル

約1ヶ月前にロケットスタートをキメて、切り口鋭くハイクオリティでしかも楽しく読める記事を3本/日のペースで更新し続ける、その困難さをスケールは小さいものの味わったことのある身としてはリスペクトしか感じない「プラモをめぐる冒険」ガイド、 nippper 。

あれだけ手を替え品を替え「モケイはいいぞ」というのを連日見せつけられたら、鈍っていたモケイごころが刺激されないわけがなく、リハビリで何かお手軽な感じのものを組もうとして部屋のマウンテンサイクル(モケイや雑誌やCDなどが無造作に詰め込まれている押入れ)を覗いた瞬間、「それ」が目の前にあった。

そういうわけで今回は、 nippper で提唱されたメソッドのいくつかを念頭に置きつつ以下のプラモデルを製作して、思うところをいくつか書き記す。
 
 
  

1/12/2020

シャオミのMI Band 4(MIスマートバンド4)とiPhoneであそぼう!

先日、知人に中国から買ってきてもらったXiaomi(シャオミ)の Mi Band 4 国際版(先日 Miスマートバンド4という名前で正式に日本語版が発売された)を、iPhoneと組合せて使うときのメモ。


今までいくつか似たような格安の中華スマートウォッチを使っていたけど、Mi Band 4はバッテリの持ちの良さと画面の美しさがアドバンテージ。ただ国際版では、iPhoneの言語設定を英語にしない限り(つまりiPhoneの言語設定が日本語だと)画面表示が中国語になってしまうので、まずそこらへんから何とかしよう。なお日本語版ではこんな苦労は要らんはずなので、普通の人は日本語版の購入を強くおすすめします。



※なおMi Band 4は発売されてからしばらく経つので、詳しくは他のサイトでいろいろ調べてみてください。

HUAWEI P30 liteを2枚のSIMでDSDV+microSDカード入りで運用

event_note1/12/2020
(やっぱり投げ売りに近かったと今でも思う)OCNモバイルONEの歳末キャンペーンで購入したハーウェイP30 lite、年末年始も大活躍で、ぶっちゃけ2台持ちしてるiPhoneって要らなくね?というところまで考えて、じゃあ試しに2枚のSIMカードを挿しつつmicroSDカードも使えるようにできないかテストしてみた。

結果的には大成功。以下、P30 liteに限らず定番の方法だけど、準備するものと手順を簡単に。もちろん試す場合は自己責任で:



12/19/2019

最近買ったもののまとめ

11月末から12月にかけて突発的に九州へ行ったりして最近の映画やアニメの話に付いていけなくなりつつあるので、埋め草としてこのところ買ったいくつかのものについてメモ。ほとんどスマートフォンや電子ガジェット類になっちゃうけどね。ではさっそく。

※商品にはAmazonのアフィリエイトリンクを設置してますので、ブツは気になるけどクリックしたくない場合は各自検索などしてください。お手数おかけします。

11/22/2019

中国アニメの特異点は「AKIRA」の夢を見るか 〜 映画 羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ)レビュー(ネタバレあり)

日本国内では都内の映画館で2週間ほど上映して終わってしまって実際に見た人はほとんどいないにも関わらず、「TAAF2020 アニメ オブ ザ イヤー部門 みんなが選ぶベスト100」の上位に食い込んでいて「なんだそりゃ」と思っていた「映画 羅小黒戦記 (ロシャオヘイセンキ/THE LEGEND OF HEI)」が、またも期間限定ながら劇場をわずかに拡大して上映するというので、仕事帰りのレイトショーに近い上映時間のチケットを予約して(休日は気づいたら満席になってた)、先日やっと見ることができた。

映画の最初から最後までスクリーンに釘付けにされながら、これほど多くの思考を巡らせられることになるとは、正直これっぽっちも予想していなかった。

今日、ワタシが見たものは、おそらく世界のアニメの歴史において、今後長く語り継がれる極めて重大な意味を持つ作品になるだろう。

あまりの衝撃に呆然としながらぼんやりそんなことを考えつつ劇場を後にし、まとまらない思考を弄びながらいったん寝て、少しは冷静さを取り戻したと思うので、「羅小黒戦記」のいったい何がそれほど衝撃的なのか、あらためて自分なりにまとめてみることにする。

端的に言えば、中国でこれほど超ハイレベルな「アニメ」を自国のみで作れてしまう、その事実こそがワタシを打ちのめしたのだ。


9/13/2019

アニメにおける歌唱・楽器演奏描写のイノベーションの現在 〜『キャロル&チューズデイ』『劇場版「BanG Dream! FILM LIVE」』を例として

いきなり本題。

アニメにおける歌唱・楽器演奏シーン描写の近代革命は、「涼宮ハルヒの憂鬱」によってもたらされたというのは、おおむね異論のないところであろう。