「みらいのねいろ in 台北」後の懇親会で、台湾の若者数名に、なぜこんなに多くの方々が日本語を話せるのか質問してみた。返ってきた答を要約すると「自分の好きなものをもっと知りたいから」というものであった。日本で生まれた大量のビデオゲームや、深夜に吹き替えられることなく延々と流れるアニメがきっかけとなり、勉強しろと散々説教してくる親御さんの目を盗んではそれらを見て、必死にストーリーを追いかけ、結果としてある程度の会話ができるようになってしまった、ということらしい。
その彼ら彼女たちは、ニコニコ動画を台湾版ではなく日本語版で直接楽しんでいるという。「字幕がないと物足りない」というのが、その理由であった。中には、日本語で直接コメントしたりしているという子もいた。
Hello_Worldの「新スレキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」で笑いが起こったのは、彼ら彼女たちが、ああいうネタをそのまま受け入れて楽しんでいたからなのだ。