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11/22/2019

中国アニメの特異点は「AKIRA」の夢を見るか 〜 映画 羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ)レビュー(ネタバレあり)

日本国内では都内の映画館で2週間ほど上映して終わってしまって実際に見た人はほとんどいないにも関わらず、「TAAF2020 アニメ オブ ザ イヤー部門 みんなが選ぶベスト100」の上位に食い込んでいて「なんだそりゃ」と思っていた「映画 羅小黒戦記 (ロシャオヘイセンキ/THE LEGEND OF HEI)」が、またも期間限定ながら劇場をわずかに拡大して上映するというので、仕事帰りのレイトショーに近い上映時間のチケットを予約して(休日は気づいたら満席になってた)、先日やっと見ることができた。

映画の最初から最後までスクリーンに釘付けにされながら、これほど多くの思考を巡らせられることになるとは、正直これっぽっちも予想していなかった。

今日、ワタシが見たものは、おそらく世界のアニメの歴史において、今後長く語り継がれる極めて重大な意味を持つ作品になるだろう。

あまりの衝撃に呆然としながらぼんやりそんなことを考えつつ劇場を後にし、まとまらない思考を弄びながらいったん寝て、少しは冷静さを取り戻したと思うので、「羅小黒戦記」のいったい何がそれほど衝撃的なのか、あらためて自分なりにまとめてみることにする。

端的に言えば、中国でこれほど超ハイレベルな「アニメ」を自国のみで作れてしまう、その事実こそがワタシを打ちのめしたのだ。