2011/07/05

ロサンゼルス・チキチキ弾丸ツアー:2日目前編

記憶が薄れないうちにまとめておく。写真はこちらこちら。余裕があれば後で解説を入れます。長くなるから2分割。まずはAnime Expoの様子から。とりあえずページ区切りを入れますね。

  • 宿を起床後、ダウンタウンの外れに取った次の宿までは、メトロを利用。ロサンゼルスでは市営(?)の地下鉄とバスを合わせてそう呼ぶんだけど、Googleマップで調べたら、宿のすぐ近くに偶然ダウンタウン行きのバス路線があったので、それを利用して20分弱移動@1.5ドル(!)。ちなみに乗ってくるのはお年寄りや学生などの、クルマを持たない交通弱者ばかりで、運転手が近くにいるせいもあって、日中ならかなり安全そうに思えた。逆に、デカい荷物を引きずって地下鉄に乗るのは自殺行為だろうね。
  • 次の宿はオンボロで、しかも無線LANがなかった。入国後すぐにSIMをゲットしてiPhoneで通信手段を確保する計画は前日に破綻したんだが、これで他の計画も全てすっ飛んでしまった。頼れるのはロビーの端末1台のみ。さあどうする?というプレッシャーのなか、とりあえずAnime Expo(AX)会場に向かうことにした。
  • しかし会場までの移動手段が分からない。どうしようと悩みつつエレベーターに乗ったら、偶然乗り合わせた20歳くらいの巨大なにーちゃん(通称:ボブ)が話しかけてきた。どうやらワタシが着ていた「VOCALOID」Tシャツが気になったらしい。これはチャンスと思って「AXに行きたいんだけど一緒に連れてってくれ」と頼んでみたら、「分かった、ホテル前で待ってろ」と快諾してくれた。なんていい奴なんだボブ!
  • 彼の言いつけを守って待つこと数分、シャトルバスがやってきた。この日のホテルはAX公式ページが推奨している中から一番安いところを選んで予約したんだが、それらと会場のコンベンションセンターを結ぶ無料のバスを運行しているのが、この時点でわかった。これが無かったら、交通費だけでかなりの出費を強いられたはず。ちなみに、宿から1街区となりはスラムだった。食料や水も買えないし、夜間は危険過ぎて出歩けず。こういった事情も考えると、コンベンションセンターセンターにできるだけ近い宿を取ったほうが良かったと反省している。
  • 無事シャトルバスに乗って会場へ向かう途中、他のホテルにも停車したんだが、乗ってくる奴の半分くらいが何かしらのコスプレをしたまま、宿からぞろぞろ出てくる。しかもデカい剣やハンマーなどの得物を持ったまま。この時点で、何かとんでもないところに来ちゃったぞ感がぷんぷん。
  • 会場のコンベンションセンターに着いたら、まずその大きさに圧倒される。そして、老若男女人種問わず、人がたくさん。しかもその半分くらいは、やはり何かのコスプレをしている。ついそちらに気を取られてしまいそうになるが、本日の目的であるライブチケットをゲットしなければ来た意味がないので、とにかく入場列に並ぶことにした。
  • 並ぶ列を間違えて30分ほど無駄にした後、当日入場者受付列に並んだのだが、文字通り長蛇の列。しかも途中で何かトラブルがあったらしく、会場内に入れたのは90分後くらい。
  • 会場には当日受付窓口のほか事前予約者用のノートPCがずらりと用意してあり、名前などを打ち込むと入場パスを発行することができた(最初は仕組みが分からず、スタッフに助けてもらったが)。この辺の合理的かつお金をかけたシステムは、アメリカならでは。
  • 無事入場後、あらためて会場内を見渡してみると、やはり空間がデカい。そして、参加者でごった返している。その半分くらいが日本のマンガやアニメのキャラのコスプレをしている。ネタは日本のものであれば何でもOKらしく、よほどの古典でなければ、ほぼ全てのネタが揃っている感じ。この時点で頭がクラクラしてくる。
  • まず物販ブースを覗いてみるが、相当な賑わい。ただ、参加者はあまりモノを買っていないように見えた。このへんはコミケやワンフェスなどと違うところ。
  • 人ごみをかき分けて、やっとの思いでMIKUNOPOLISブースにたどり着き、そこでハジメテ日本語で会話ができた(笑)。パンフレットを買いチケットの件を尋ねると「入場時に渡されるはずだ」と教えられたのだが、そんんなのもらってない!青くなって受付窓口に戻る。
  • 受付窓口のスタッフに「今日のライブのチケットをもらってないが、どうしたらいいのか」と聞いてみたところ、何となく別館へ行けと言っている様子(スタッフはボランティアだが、ネイティブクラスの英語力じゃないと話が聞き取れない)。仕方ないので、あちこちのスタッフに尋ねつつ、別館へ移動することにした。
  • 別館まで移動するのも本当に大変。参加者が多いうえに、そこかしこで突発のコスプレ撮影会をやっているため。このへんの大らかさは、アメリカならではと言ったところ。
  • やっとの思いで別館に来たが、ここでもどこに行けばチケットが貰えるか分からない。巨大な会場を放浪すること数十分、オンライン予約チケットの発行ブースがあることが分かり、入場パスを見せて無事ライブチケットをゲットできた。なお、当日券の販売もわずかながらあったようだが、それを手に入れるためには、入場やチケット受け取りのシステムを事前に十分調査しておく必要があった。事前予約の数倍の価格に跳ね上がった当日チケットがすぐに売り切れてしまったようだったので、たぶん、飛び込みで行っても購入するのは無理だったと思う。
  • ここでやっと一息つけると思ったが、アメニティスペースも満席、通路にも人が座り込んでいる状態だったので、開き直ってあちこち覗いてみることに。でかい会議室でカラオケ大会が開かれており、「恋は戦争」が聴こえてきたときには、さすがに笑ってしまった。
  • 試しにiPhone 4の無線LANをONにしてみたところ、Instant Internetというサービスが12.5ドル/日で申し込めるのが分かったので、速攻で加入。これでちょっとだけ安心できた。なお申し込みにはクレジットカードが必須。
  • かわいい・面白いコスプレを写真に撮ってツイートしたりしつつウロウロ。皆、まったく気後れすることなく堂々としている。Nyan Cat Trainの件は既にツイートしたが、例えば「完璧なボンデージファッションで闊歩しているスタイル抜群の女性をよく見てみたら、押井守版攻殻機動隊の草薙素子(本物)だった」とか、「体長2メートルくらいの小錦みたいなマミさんがのしのし歩いてきた」とか、「おばあちゃん・母親・娘の親子三代でコスプレ」とか、「車椅子の方すらコスプレ」とか、そんなのばかり。しかも、コスチュームの作り込みが半端ではない。西洋のコスチューム=衣装は、上流階級が舞踏会に着ていくドレスに端を発し、ハロウィン等で文化として完全に定着しているんだと思う。まどかのスカートを正しく解釈した結果、バレエのチュチュのようにレースを内側に重ねて柔らかな曲線を再現する、みたいなのが当たり前なんだよ。あれはお金もそうだけど、そうしないと周りが許してくれないんだろうな。
  • そうこうするうちに、会場内で日本の公式ツアーの参加者等と合流、情報を交換。ギャザリング(同じネタのコスプレをしてる連中が一斉に集まって大騒ぎする)の現場などを見て、呆気に取られる。これを4日間ぶっ続けでやるなんて、マジで正気の沙汰でないと思った。肉食系なんてもんじゃない、あいつら野獣だよ!
  • さすがに疲れたので、日本からの参加者の一行と別れ、NOKIAシアターの場所などを確認しつつ一旦宿へ帰投。荷物を整理して再び会場へ向かう。そういやここまで、日本から持ち込んだカロリーメイトと現地で買った水しか腹に入れてないぞ。スタミナは持つのか?
というわけで後編に続く!