2015/12/19

トラックボールを変更

ワタシのPC環境はずいぶん前からMac mini (Early 2009) を中心として構成されていて、入力デバイスからデータバックアップシステムまで数年単位で変更せず使ってきた。今回話題にする入力デバイスのひとつであるトラックボール(ロジクールM570)は、約3年前に腱鞘炎の悪化を予防するため知人のアドバイスで導入したもので、  少々手を入れて以降は快適に使うことができていた。

ところがここ数週間、どうにも調子がおかしくなってしまった。具体的には左クリックが確定されなかったり勝手にダブルクリックと認識されたり…いわゆるチャタリングの発生である。「M570 チャタリング」で検索すると同様の症状多数、自分で内部のスイッチを交換する猛者も見つかったりしたが、実はこの機種、3年無償保証(!)の対象らしく状況によっては新品交換になる場合もあるっぽいので、いつ買ったかははっきり覚えていないがとりあえずサポートへ連絡することにした。

で、結果どうなったかというと、電話と数回のメールのやりとりの後、自分の手元にはM570tという同製品のマイナーチェンジ版トラックボールが届けられた。製造番号の確認により購入3年以内であることが分かり、通常利用による不具合の範疇だと認められたわけである。代替品をさっさとよこして元々の品はルールに従って処分してくださいねというロジクールの太っ腹でスピーディかつ割り切ったサポート姿勢に感服しつつ…本題はこれから。

最近エレコムがトラックボールの新製品を立て続けに出して一部で話題になっているが、実はこの製品群の前モデルが存在していて、ワタシはモデルチェンジ直前の在庫処分時にちゃっかり1つキープしていたのだった。ていねいな対応をしてくれたロジクールには申し訳ないが、せっかくの機会なので今回はこちら、M-XT1URBKを棚の奥から引っ張り出して使ってみることにした。

さてこの機種、M570と比べて若干小ぶりで人差し指左側の「進む」「戻る」ボタンの位置が窮屈に感じるものの、全体的な感触はM570と大差なく、すぐ慣れることができた。トラックボールやチルトホイール、各ボタン類の感触はこちらのほうがいいので、通常利用なら甲乙つけがたいなあと思う。

しかし、細かな設定などをしていくと少々困った問題がひとつ。エレコム製品はマウスアシスタントと呼ばれる自社製ドライバをインストールして各ボタン類に機能(≒キーボード入力)を割り振ることができるのだが、tabキーが「任意キー」のメニュー内に無く、例えば「control+tab」といったキーコンビネーションが設定できないことが発覚!ブラウザ等のアプリケーションのタブ切り替え等にtabキーはよく使うし、そもそも「任意キー」以外のメニュー内にはtabキー入力がしっかり用意されている(=tabキーだけをボタンに割り振るのは問題なくできる)ので、何を考えてこんな仕様にしているのか正直意味不明である。これじゃあ画竜点睛を欠くなあと思い、エレコムのサポートへ要望を上げておいた。…が、ずいぶん前にエレコムのBluetoothマウスを買ったときも同じ問題に当たってぶん投げた記憶が…ハードウェアが良くてもソフトウェアがタコだと商品価値が下がるという現代のものづくりの難しさの一面とか、そういう話なのかもしれない。些細なことだけど。

ともかくこのトラックボール、上記の不満点を除けば今のところ問題なく快適に使えている。新型では左手用や人差し指操作タイプなどちょっと変わったモデルも積極的に展開している同社には、トラックボール愛用者として今後とも期待したい。入力がストレス無くできればそれに越したことはないので(特に人差し指操作タイプはすごく気になってる)。