2013/04/01

総当たり的ボカロ聴き専マニュアル:記録編

昨日はお休みをいただきましたが、理由はコレのせい。3桁はリピートして聴いてます…

【初音ミク】きらきらすてきらきらすてら【オリジナル】


これを聴いて、先に総当たり的アプローチの目的と効果について書こうと考えたりもしたんですが、やはり予定通りに進めます。総当たり的アプローチとは、どのような形でもいいので一定の基準を設けて、その観点で聴き続けていくことであると、前回までで説明したつもりです。今回は、その活動履歴をどのように残すかという問題について考えます。

ボカロ曲を毎日チェックして1日に1曲お気に入りができたと仮定すると1年で365曲がリストアップされますが、アルバム1枚を15曲入りだとすると約24枚に匹敵します。言わば24枚組のオムニバスアルバムのボックスセットを毎年買い続けるようなものですが、それぞれの曲の情報…前回説明したような各要素をどれだけ覚えていられるでしょうか?記憶力のしっかりした皆さんならスラスラと暗記してしまうんでしょうが、ワタシはもう無理です。ちなみにリストアップする曲が増えるほど情報が錯綜して収拾がつかなくなるのは、実体験からも明らかです。

聴いたらおしまいにして後は振り返らないというのもひとつのポリシーですが、情報を整理して傾向を分析するのは基準を見直す際に大きな参考となります。また、次回以降に話すつもりの評価と情報発信にも関係してきます。ということで、何らかの活動履歴、いわゆるログを残しておくことを推奨します。

ログを取得する手段や種類は大別して物理的なものと電子的なものが考えられますが、物理的なログ…手書きの日記をつけるというのは、音楽が体験と密接に結びついているので、その曲を体験として記憶する目的なら意外と有効かもしれません。ただし、データを分析するときに手間がかかるという問題は残ります。また、台帳的な表も用いるのも同様です。

一方、電子的なものは例えばExcelやブログなど多様なものが考えられますが、簡単にまとめると一種のデータベースになります。情報の分析力に優れ、何よりハイパーリンクで動画に直接ジャンプできるという大きな武器がありますので、ワタシはデータベースの利用を推奨します。

データベースとして最低限必要な機能は、乱暴に言えば検索・ソート・挿入・削除の4つですので、この観点で各ソフトとネットサービスを見ていきましょう。

  • ニコニコ動画の視聴履歴とマイリスト
    ワタシは一般会員なので、その前提で進めます(プレミアム会員の場合は違っているかもしれません)。ボカロ曲をニコ動で漁っていると自動的に視聴履歴が記録されます。しかしこれは動画が時系列で記録されていくだけで、しかも一定数以上に達すると消えてしまいますので、データベースとしては使い物になりません。一方、マイリストは自分で自由に動画を分類して記録できるので、視聴履歴よりはマシです。ただ一般会員では登録数が少ないので、あっさりと行き詰まります。プレミアム会員でも串刺し検索とかできないんじゃないかな?というわけで、リストをまめに使い分けて登録と管理を地道に行うべきでしょう。実は、皆さんがどのようにマイリストを使っているかは興味深いところです。
  • PC内のソフトウェア
    最も一般的なのが、Excelその他の表計算ソフトでしょう。入り口として分かりやすいので個人的にもオススメしますが、ブラウザとソフトを切り替えて情報をコピー&ペーストする手間が必要であり日を追うごとに表が長くなってしまうので、適当なところで区切りを入れるのが良いでしょう。また、自分では使っていませんがブラウザのアドオンや専用ブラウザ等も良さそうなので、この意味でのツールの利用は検討に値します。これでも満足できない場合は自分でデータベースソフトを作ってしまうという方法もあります。Excelマクロ、MySQLやSQLiteとPHPの組み合わせなどは敷居が比較的低くて実社会でも大いに役立ちますので、サーバやデータベースの管理とプログラミング等の勉強を兼ねて取り組むのも面白いですね、って仕事の話に近くなってきたので切り上げます。その他のソフト、例えばWordやテキストエディタでやるのは整理が大変なので全くオススメしませんが、その方がいいと言うなら止めません。
  • 各種ネットサービス
    真っ先に思い浮かぶのはweb日記やブログです。これは物理的な日記を電子的に置き換えたものですが、性質としてはその中間となります。データベースとして機能させるためには記事に必要な情報を全て書き込まなくてはなりませんが、かと言って検索性に優れているわけでもありません。ブロマガは単にメールマガジンと連動しているブログサービスというだけに思えますが、ニコ動との連携が強化されれば面白くなりそうです。それから、例えばGoogleカレンダー等の、日付に基づいた情報管理サービスに書き込む方法もあります。漠然と日記をつけるよりも面白いかもしれません。そして忘れてはいけないのがSNS、具体的な例としてはFacebookTwitterです。これらは本質的にはコミュニケーションツールであって活動の記録向けではないように思われます。しかし、例えばTwitterに自ツイートの全文ダウンロード機能が実装されてローカルPCでの全文検索が可能になったことなどを考えると、制限つきではありますがデータベース的に利用できるでしょう。

さて、ワタシはローカルに記録した情報とTwitterを併用しているわけですが、それは評価と情報発信の話と繋がりますので、次回のテーマとして扱います。