2024/08/30に公開日が決定した翌日に有給休暇申請を出して、
1日かけて異なる映画館で複数回見る「リズと青い鳥」メソッドを行使して山田尚子監督の最新作「
きみの色」を見て、その途中で同日に配信が開始された同監督作の短編「
Garden of Remembrance」(以下 GoR と表記)を見た。
このふたつの作品は山田尚子監督が京都アニメーションから離れてフリーとして手がけたもので、受け皿となった会社がサイエンスSARUで同一、企画立ち上げから製作期間はかなり重複していて、(そしてここからが重要だが)扱っているテーマやモチーフに共通点がたくさん見受けられるので、今回は異例ながら両作品について同時に書いていくことにする。あまりやったことがないアプローチなので途中で散漫になるかもしれない。あらかじめお詫びしておく。
2024/09/10追記:
平ハウス物語主催、北宇治高校DJ部の幹部、ユーフォ3感想スペースおよび「きみの色」公開記念感想スペース3days主催の
みらぼさんによる「きみの色」感想noteが、こういう文脈(この記事の後ろのほうで少し触れてるけど)をあまり知らない自分からするととても刺激的だったので、あわせてお読みください