というわけでアウトレットを覗いたら掘り出しものがあったんで買っちゃったPC用4Kモニタ。具体的にはiiyamaのB2888UHSUとかいうやつ。
Mac mini (Late 2012)で使えるかどうか調べる前に手を出したんだけど、あれやこれやで結果的に4K表示できてるのは以下の通り。
要点をまとめると基本的には以下の方法で4K表示できる(60Hzのほうがいいらしいけど、とりあえず映ったので良し):
- Mac miniのDisplayPort側から出力する(ディスプレイ側をVGAで繋ぐと限界があるらしいので素直にMini DisplayPort ⇒ DisplayPort接続ケーブルを使いましょう)
- SwitchResXをインストールして3840 x 2180 , 30Hzを設定する(OSのバージョンによってはSystem Integrity Protection(SIP)をあらかじめ無効にする必要がある)
- ディスプレイ側でDisplayPortのバージョンを1.1から1.2に変更する
なんちゃってRetinaディスプレイになりました。
計算上は4ピクセルで1ピクセル分の表示を賄ってるわけだけど…いや正直、こんなに違いあるんかってくらい驚いてます。特に写真!iPhoneで適当に撮ってるやつとかでも最高!このモニタの(そんなに多くない)レビューを見ると発色がイマイチらしいんだけど、激安アウトレットなのでゼイタク言いません。写真が趣味で置き場所に困らない人は下手に悩まず、新品で40〜50インチくらいの4KモニタまたはTVを買ったほうが幸せになれると思います。何ならiMacのRetinaモデルで十分かも。
さてMacと接続しての感想はこれくらいにして、モニタ単体としてのポイントを列挙するとこんな感じ:
- 入力端子が6系統とびっくりするくらい充実してるので、こだわりが無ければ&壊れなければ長く使い倒せるはず
- PinP、PbyP表示どっちもOK
- スピーカーを内蔵しているのはなにげにうれしい。もちろん大した音は出ないけど
- 発色は個人的には気にならないけどVAパネルなので客観的には微妙っぽい。あと視野角がIPSパネルに比べて広くないかも
- 超まぶしー。プリセットで暗くしても間に合わない
- しかしリモコンが付属しておらず画面右下底部の設定ボタンが超押しづらいので画面を叩き割りたくなる。いままで様々な機械を操作してきたけど間違いなく最悪
もうヤバいのなんの。
ユーフォ2のOPってこんなに緻密だったのか!ポッピンQのダンスシーンってこんなに作り込まれてたのか!ってな具合で目からウロコが5000兆枚くらい落ちまくりですよ。描画が速くて高精細な4Kモニタで好きな映像を一度でも体験してしまうと、元に戻れないかも…