とりあえず詳細は他の解説に譲るとして、今回はwebアプリケーションであるMastodonをデスクトップアプリ化して使ってみることにした。参考にしたのは以下のページ:
- Webページをデスクトップアプリ化 - nativefierを使ってみる - Qiita
- Nativefierでどんなウェブアプリも一撃Macアプリ化!ブラウザとアプリの用途を分けて仕事を効率化しよう | | Craftsman Software Inc.
さて本題。実際に変換するまでにはいくつかの準備が必要になる。ほとんど全てターミナル上での作業になり、具体的には以下の通り:
- npmのインストール
- Nativefierのインストール
- webアプリの変換
- MacPortsのアンインストール:ただの気分でMacPortsからHomebrewに乗り換えたったwww - Qiita
- Homebrewのインストール:Macのツールを楽にインストールできるパッケージ管理システムHomebrewの使い方
- npmのインストール:何も考えず
brew install npm
- を実行
npm install -g nativefierを実行すれば良い。
さて肝心の3.だが、Nativefierのコマンドはこんな感じの書式になるっぽい:
nativefier --honest "認証の必要なwebサイトのURL" --name "アプリケーション名" --icon アイコン画像ファイルへのパス(macOSの場合) --counter (Dockの通知を有効にするオプション、macOSのみ?)自分の場合は以下のコマンドで上手くいった(一部伏字)。webサイトのURLはMastodonのアカウントを取得したインスタンス(≒サーバ)のものに適宜変更してください:
nativefier --honest "https://mstdn.jp" --name "Mastodon JP" --icon /Users/xxxxxxxx/Desktop/xxxxxxxx.icns --counterなおアイコン画像は事前に準備しておく必要があるので、こちらのサイト等で環境に合わせた画像ファイルを用意しておくこと(Macの場合は .icns 形式)。
コマンドが成功するとカレントディレクトリに" Mastodon JP-darwin-x64 "といったフォルダが作成され、その中にアプリケーションが格納されている。あとはそれをApplicationフォルダに移動するなどして実行すれば良い。無事起動できたら成功。おめでとー!
…とは言っても画面は当然webアプリと同一なんだが、ネイティブアプリ化することでいwebブラウザのタブを占有することが無くなり、いろいろハンドリングしやすくなるのは確かなので、誰かが使い勝手のいい専用クライアントアプリを作るまではこちらで使っていこうと思う。
余談だけど、iOS機器ならMastodonにSafariでアクセス後に「ホーム画面に追加」してやれば同じノリで使うことができるし、もちろんAmaroqなどのアプリでも良い。
というわけで、次は見ているサイトを投稿するブックマークレットを作ったり、Twitterと連携できるようにしたい。暇なときにのんびり調べるところから始めよう。
ついでに自分のMastodonアカウントは、メインが @imgd@mstdn(dot)jp 、 予備が @imgd@Mastodon(dot)Cloud です。どうぞごひいきに。
追記:モノは試しでmacOS sierraでカラム幅の調整ができるスクリプトを組み込んで
mstdn.jp用mastodon.cloud用