「こういうネタは思いついたら書き散らすのが良いのです」
「我々は賢いので、最終回の前に言いっぱなしで責任を取らず逃げるのです」
「考察班がとっくの昔に言及していると思うけど気にしないのです」
というわけでワタシの頭上に突然サンドスターが降ってきて妄想が止まらなくなったので、酔ってる勢いで書き殴る。まずは下記のとしょかんで参考文献をお読みいただきたい。自分で言うのも何だけど、あまりにも符合する点が多いので本気で驚いた。例えばこんなところ:
- 開始当初は低迷したものの大人を巻き込むほどの人気を得て社会現象化した点
- 才気あふれるディレクター・コンセプトデザイナーの存在
- 気鋭の脚本家によるこだわりの脚本
- 火山と孤立した島という舞台設計
- 地域を次々と巡ってゆくロードムービーというプロット
- 三次元という制約のなかで追及されたキャラクターの動きの味わい(ここだけ注釈を入れるけど長浜忠夫氏の仕事のことね)
- 三次元で制約されていて大量に出てくるにもかかわらず、誰でも一発で判別できる極めて魅力的なキャラクターデザイン
- 同じく、誰でも一発で覚えてしまう極めて魅力的な主題歌(1分あたりからどうぞ)
- なぜか漂う不穏な空気(と、それを裏付ける設定の存在。例えば親が登場しない点など)
他にも探せばいくらでも出てきそうな勢いなんだが、「ひょっこりひょうたん島」のオリジナル映像がほんのわずかしか残っていないので、両者を突き合わせて検証することができないのがとても残念である。じゃあお前はこういう符合点を挙げて結局何が言いたいのよとツッコまれるのがオチだろうけど、それは今は伏せておこう。その気になったらいずれ改めて書くかもしれないけど当てにしないでください。ともあれ「けものフレンズ」はあと1話を残すのみ。果たしてどんな結末を迎えるのか、見届けたいと思う。
追記:GYAO!で期間限定ながら無料で全話を見られるので、この「現代の日本アニメと呼ぶには特異すぎる」作品を追うチャンス。最終話が放送されたあとの世界は、たぶん今までとちょっと違うことになるだろう。