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2018/03/18

最近(のOS混在環境に)おすすめなアプリその他のご紹介

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タイトルの通り。PC / MacやiOS / Android機器などが手放せなくなって久しく、場合によっては複数の環境やソフト / アプリを同時に触る機会が増えてきたので、そのへんの行ったり来たりをスマートに解決できる、最近特にお気に入りのアプリその他をご紹介したい。あくまでもワタシの場合なので専らMacとiOS機器についての話が中心になるけど、WindowsやAndroidでも同じようなものがあるはずなので、そちらをご愛用の皆さんは頑張って探してください。ではさっそく:

・Microsoft Pix(iOSのみ?)

「ミラーレスなデジタルカメラに後づけの擬似的なシャッター音は不要」という哲学(というか個人的なわがまま)のもと、無音カメラアプリを探し回って辿り着いた回答。シャッター音が消せるということ以上に、何も考えずポチポチ撮っても内部で手ブレやらホワイトバランスやらが良い塩梅に補正されて妙にきれいに撮れるのが最大のメリット。最近ではホワイトボード撮影時の歪み補正機能やOCR機能などが追加されているので、普通の人はたいていこれだけで済んでしまう。例えばこういう構図の写真を適当に撮ったら


こんな画像が何もしなくても勝手に追加される。


ワタシの場合はQRコード読み取り時に純正カメラアプリを、ちょっと凝った写真を撮りたいときはHalideを使うことで、iPhoneでけっこう満足のいくお気軽撮影ライフを楽しめている(iPhone 7 plus / 8 plusユーザーはHalideに課金してスマートフォン用三脚みたいなグッズを買うとさらに幸せになれるかもしれない)。




Spark(iOS / Mac)

毎日うんざりしながらメールを処理する無駄な時間と手間がこれで一掃された。IMAPに対応していれば、複数のアカウントをSmart Inboxに集約できて、スワイプ一発で既読・削除できる。定型的な返信はタップ数回で済むし、タイマー機能まで備わっているのでメール送信予約までできてしまう。欠点といえばIMAP非対応のアカウントは直接設定できないのとプレーンテキストでメールが書けないっぽいところくらいだが、前者はGmailやOutlook.comなど無料のIMAP対応メールサービスのアカウントを新規開設して全転送してしまえばよく、後者はきっぱり諦めよう。それは無理 or 嫌だという場合は、純正メールアプリよりOutlookと使い分けたほうが幸せになれると思う。というかiOS機器の純正アプリは何かと行き届かないケースが増えてるんだよなあ…むしろMicrosoft製のアプリはどれもすっきりしていて操作しやすいので全般的におすすめ。



・Google翻訳(iOS / Android)

説明不要。現在は以前のボンクラ翻訳とは見違えてとにかく超強力なので入れといて損はない。Microsoft製の翻訳アプリと、予算があればスタンドアロンで動作する辞書アプリを併用するとなお良し。



ShareMouse(Mac / Windows)

MacとWindowsのどちらかをサーバにして、もう片方の画面をひとつのマウス・キーボードでシームレスに操作できるソフト。無料版と有料版で操作できる画面数や項目などが違うけど、ワタシは部屋ではWindowsをほとんど操作せず、さらに使っているのがノートPCなので、細かい操作は付属のキーボードとポインティングデバイスで行えばよいと割り切って、無料版で済ませている。リモートアクセス設定や仮想化やモニタのPiP / PbP表示がめんどくさいけど机の上が取っ散らかるのも嫌という場合にはおすすめ。似たようなソフトが探せばいろいろあるので、お好みでどうぞ。

Logicool Flow対応マウス・キーボード(Mac / Windows、もしかしたら他のデバイスも?)

某氏に教わった、ShareMouseの機能をより安定的かつ積極的に使いたいという方向けのロジクール純正ソリューション。ひとつのマウスでふたつのデバイスを操作でき、Mac / Windows間のファイルコピーなどがあっさり実現できてしまう(とは言え自分はまだこちらの機能を使ってないのだけど)。マウスだけでいいなら現在Amazonで割引セール中で約2,500円で買えてしまうM585で必要十分だけど、とても静かという話を聞いてM590を購入すればよかったと少々後悔している。


Window Tidy(Mac)

記事の趣旨から少々外れてしまうけど、とにかく今回おすすめしたいのがこれ。Macのウィンドウ整列ユーティリティの決定版的な印象が強い。縦横n分割はもちろん、「現在開いているウィンドウを雛形にして新しいウィンドウを同じ大きさで重ねる」や「2つのウィンドウを9:7の幅で配置する」等が、基本的にマウス操作だけで実現できてしまう。詳細は他の記事に譲るとして、個人的には「画面アスペクト比に合わせた正方形のグリッドを切る」Quick Layout設定を考えついて以来、手放せなくなってしまった。例えば下記の画像でいうと、使用しているモニタのアスペクト比16:9を2倍してGridの値に「32 × 18」と設定すると、「いま開いているウィンドウをグリッドに合わせて微妙にずらしながら任意の場所へ整列して重ね直す」などの操作があっさり出来てしまう。今年の1月で開発・サポート終了らしくそのうち消えるかもしれないので、気になる人は上記のリンクを辿ってインストーラを確保しておくか、缶コーヒー1本を我慢してMac App Storeで課金してください。



とりあえずこんなところかな。並べていくうちAppleがハードウェアデザインだけの会社に再び戻ってる印象が強まったけど、それは別のお話。他にも気に入ったものが出てきたら追って紹介しようと思う。「個人的なノウハウを溜め込んでいるのは時代に合わない」というのを、最近なにかと痛感しているので。

追記:Anker PowerCore Fusion 5000

モバイルバッテリー内蔵USB接続ACアダプタの定番。ちょっと出かけるときの荷物が半減するだけなのに手放せなくなる任意保険みたいなもの。

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