ボカロPや動画制作者が新作を告知ツイートする目的は視聴導線の形成が第一だと思うのだが、Twitterが標準化した画像・動画アップロード機能、それから公式web・モバイルアプリでTL内に自動エンベッド表示されるYouTube・SoundCloud等を活用して、「その作品のサムネイル画像」を一種のレコードジャケット的なノリで大きく表示すべきだと思う。逆に言えば、ニコ動(や他のコンテンツサービス)のURLだけを貼って新作ですとツイートしても、もはや数が多すぎて導線形成すらおぼつかない時代なのではないか(公式webだとニコ動は小さいサムネ絵が表示されたりするっぽいのだがTwitterの仕様がコロコロ変わるので何とも言えない)。
冒頭に言った良いサンプルとしてMitchie Mさんのツイートを以下に示す。
上はニコ動のURLのみ、下はTwitterへアップロードしたサムネ画像つきである。できれば公式web・モバイルアプリとサードパーティ製モバイルアプリで、それぞれの見栄えを確認してほしい。【マイリスト】初音ミク新型3Dモデル登場!ARライブもう見た?『ぶれないアイで』フルMV http://t.co/mqjUu4EmGM #sm24347618— Mitchie M @新曲投稿しました! (@_MitchieM) 2014, 8月 29
【今、新曲を投下しました!】初音ミクが送るニュース番組です!RT 【ニュース速報】初音ミクが女子アナに挑戦!『ニュース39』番組MV (3:52) http://t.co/DzPSKrVPX4 #sm26167108 pic.twitter.com/rmY4xauVsa— Mitchie M @新曲投稿しました! (@_MitchieM) 2015, 5月 3
LINEのスタンプは言うに及ばず、Twitterでも会話の合間に画像を挟むという行為が一般化して久しい。たった140字の文字コミュニケーションにすらそういうモノが入り込んできてしまうのが良いのかどうか判断は避けるが、そういった画像や動画の山が次々と流れていくようになったTwitterのTL上で、文字情報だけに頼ったアピールはいかにも弱く感じる。せっかく力を入れた作品なのだからプロモーションもしっかりしようよというのは昔から言われてきたことだが、ことTwitterに関してはリッチコンテンツも表示できるようになった環境に対応した方法を採った方が効果的だと思うよ、と、そんな話。これ採用する人が増えてくれると個人的にうれしいなあ。今ごろ気づいたんかお前wwwと笑われてもいい。