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2020/01/12

HUAWEI P30 liteを2枚のSIMでDSDV+microSDカード入りで運用

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(やっぱり投げ売りに近かったと今でも思う)OCNモバイルONEの歳末キャンペーンで購入したハーウェイP30 lite、年末年始も大活躍で、ぶっちゃけ2台持ちしてるiPhoneって要らなくね?というところまで考えて、じゃあ試しに2枚のSIMカードを挿しつつmicroSDカードも使えるようにできないかテストしてみた。

結果的には大成功。以下、P30 liteに限らず定番の方法だけど、準備するものと手順を簡単に。もちろん試す場合は自己責任で:




準備するもの

・スマートフォン本体(DSDSまたはDSDV対応のもの)

・AndroidのSIMロックフリー端末だと、キャリアをいろいろ組み合わせることができて楽しいです。

・SIMカード×2。最近はnano SIMが主流。micro SIMサイズが必要なときは通称「ゲタ」を履かせよう。

・microSDカード

いまや128GBで2千円を切っちゃったりする。もちろんお金さえあればスマートフォンが認識する最大容量を使い放題。大きさは正義。ちなみにP30 liteでは512GBまで認識できるので、のちのち心強い。今回はSumsungの128GBを使用したけどお好みでどうぞ。

・SIMカード/microSDカードアダプタ・エクステンダー

こんなやつ。

注意点としては、スマートフォン本体のSIMの方向とフレキシブル基板の伸びる方向をよく見て、ちゃんと本体の外に引っ張り出せるものを選ぶこと。

・厚手であまり硬くないスマートフォンケース

今回は好みでこちらを購入。

手帳型でもSuica等のカードが収納できるものでも可。要は、フレキシブル基板でスマートフォンの外に引っ張り出したSIMカードを保護しつつ、数mmの厚さを目立たなくする加工ができるものであれば何でもよい。

というわけで一式揃えた状態がこちら。ケースを写すのを忘れたけど。


手順

  1. SIMカードトレイの一方(内側?)にSIMカードをひとつ、もう片方(外側?)にSIMカード/microSDカードアダプタ・エクステンダーを載せる。(下の写真では既にSIMカードを装着してあります)

  2. その上にmicroSDカードを慎重に載せる。フレキシブル基板をそっと折り曲げる必要があるし、場合によってはmicroSDカードの表面を少々削らないと入らないものがあるらしいけど、今回の組合せではそのままで大丈夫でした。

  3. 上記をセットしたSIMカードトレイを本体へ慎重に差し込む。ずれやすいので注意。

  4. 本体の電源を入れて、2枚のSIMカードとmicroSDカードが認識されたら大成功!

  5. 本体にSIMカード/microSDカードアダプタ・エクステンダーが擦れて傷がつかないよう、スマートフォンとの接触部分をテープ等で適当に養生しておく。

  6. スマートフォンケースの内側を、SIMカード/microSDカードアダプタ・エクステンダーの厚みが目立たなくなるくらいまで削る。正直これが一番面倒かも。

  7. スマートフォンをケースに納めて完成。今回は少々盛り上がっちゃったけど気にしない!

というわけで、Androidスマートフォンでは標準機能になりつつあるDSDS/DSDVを活かしつつ、microSDカードによって実質的に無限大の容量を手に入れることができたので、これはもう最強では?…と思ったんだけど、以下の問題が解決できないため、いまだ試験運用に留まっている。

・アプリごとに通信で使用するSIMカードを選びたい。OCNモバイルONEには、MUSICカウントフリーという主要音楽ストリーミングサービスを使用する際にパケットをカウントしないサービスがあるので、例えば「普段のデータ通信はメイン回線のIIJmioでSpotifyはOCNモバイルONEを指定」みたいな使い分けをしたいわけです。


・Macの写真.appで作成したアルバムをAndroidと何とかして同期したい。アルバムを無視したミラーリングならAmazon photosみたいなクラウドサービスを使えばできてしまうけど、写真の整理はMac側で続けたいわけです。ともあれ、この方法だとその気になれば2枚のSIMカードを1台のスマートフォンで運用できてしまうかもしれないので(このあたりOSのバージョンなどに依存しそうなので断言できず)、例えば「通話と通信を別契約にして安くしたい」「仕事とプライベートで番号を使い分けたい」等のニーズには応えられそうなので、興味がある方はお試しあれ。

というか、使えば使うほど iPhoneにこだわる必要が薄れてくるなあ…セキュリティ面を抜きにすれば、いじるのが楽しい人(とアプリ課金にあまり抵抗がない人は)Andoroidスマートフォンのほうが正直いいと思う。

余談:Androidスマートフォンのカメラアプリのシャッター音がうざいので、シャッター音消し ベータ版を入れてます。


OS再起動時に有効化する一手間は要るけど、これで全てのシャッター音がきれいさっぱり消えるので、他のカメラアプリを探さなくて済むのが何よりもメリット。「広告無いのにネットワーク通信してる」というレビューが少々気になるので、これに限らずアプリの利用時は権限や月額課金(サブスクリプション)の有無の確認など自己責任で。
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