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2020/01/12

シャオミのMI Band 4(MIスマートバンド4)とiPhoneであそぼう!

先日、知人に中国から買ってきてもらったXiaomi(シャオミ)の Mi Band 4 国際版(先日 Miスマートバンド4という名前で正式に日本語版が発売された)を、iPhoneと組合せて使うときのメモ。


今までいくつか似たような格安の中華スマートウォッチを使っていたけど、Mi Band 4はバッテリの持ちの良さと画面の美しさがアドバンテージ。ただ国際版では、iPhoneの言語設定を英語にしない限り(つまりiPhoneの言語設定が日本語だと)画面表示が中国語になってしまうので、まずそこらへんから何とかしよう。なお日本語版ではこんな苦労は要らんはずなので、普通の人は日本語版の購入を強くおすすめします。



※なおMi Band 4は発売されてからしばらく経つので、詳しくは他のサイトでいろいろ調べてみてください。

・iPhoneとのペアリング

これ自体は簡単。AppStoreから「Mi Fit」をダウンロードしてきてアカウントを登録、ガイドに従って「バンド」を追加してやればよい。万が一の情報漏洩防止のため、アカウント登録に使用するメールアドレスとパスワードは専用のものを新規に用意して、他のサービスで使用していないものにしておこう


この作業は前述の通り、iPhone側の言語設定を一時的に英語に変更してもよいし、日本語のままでも何とかなる。うまくペアリングできない場合はアプリ内のペアリング解除とBluetooth項目からの削除などを行なってから、何度か繰り返してみよう。iPhoneと時刻が同期されていれば大丈夫と判断して次に進んでよい。ちなみに現時点では、Mi Band 4のファームウェアのアップデートはiPhoneの言語設定を英語にしないとできない。日本語版が発売されたので、このへんはいずれ改善されるでしょう。

・iPhoneにペアリングされたMi Band 4を英語表示させる

Mi Band 4 と「Mi Fit」が正しくペアリングされていることを確認できたら、AppStoreから「AmazTools」をダウンロードし起動、「AmazTools」側でもMi Band 4を認識させたうえで、 MoreメニューのWatch Languageを「Default」から「English」に変更する。これだけ!




ちなみに「AmazTools」でMi Band 4を認識させるのは結構大変だけど、試行錯誤すれば何とかなるはず。詰んだと思ったら「Mi Fit」とのペアリングからやり直そう。


また、「AmazTools」はこの後も使うけど、他のところをむやみに触ると広告がドカンと表示されたりして行儀があまりよろしくない感じなので、基本的な設定は「Mi Fit」とMi Band 4本体で行うようにしよう。

・Mi Band 4の文字盤を変更する

Mi Band 4にはいくつかの文字盤がプリセットされていて、「Mi Fit」内から操作して変更できるけど、もっといろいろ試したい方向け。以下、自己責任で:
  1. iPhoneのwebブラウザで以下のサイトにアクセスする。今回はデフォルトのSafariの例。
    https://amazfitwatchfaces.com/

  2. 画面内の「<」「>」マークをタップして「XIAOMI Mi Band 4」を表示させたら、それをタップする。

  3. 様々な文字盤が大量に表示されるので、気に入ったものをタップ。必要に応じて検索など駆使していろいろ探してみよう。

  4. 文字盤の概要や注意点などが表示されるので「Download」をタップ。

  5. 拡張子が「.bin」のファイル(紫色のところがファイルへのリンクになっている)をタップしてダウンロード。複数の言語版があることが多いので、「english」「eng」「en」など英語っぽい単語が含まれているものを選ぶ。iPhoneを画面回転させて横向き表示にすると分かりやすい。ちなみに月日表示「mm/dd」と日月表示「dd/mm」も混じっていたりするので、気になる人はそのへんも注意しよう。

  6. ブラウザが「ダウンロードしますか?」的なことを聞いてきたら、そのままダウンロードを実行。

  7. ブラウザのダウンロード項目から、ダウンロードしたファイルを開く。Safariの場合は画面右上の「↓」をタップ。

  8. 【重要】ダウンロードしたファイルを「AmazTools」で開く。ブラウザ右上の「↑」をタップして「その他」から「AmazToolsで開く」を選択。



  9. 「AmazTools」が起動して「isntall」画面が表示されるので、インストールを実行。iPhoneとMi Band 4はインストールが完了するまで触らず近づけたまま放置しておこう。失敗する場合は「AmazTools」をいったん終了して再度  7.  から実行するとうまくいったりするので、そのへんはアドリブで。

  10. 「AmazTools」でインストール完了的な表示がされて、Mi Band 4の文字盤が思い通りに変わったら完了。お疲れさまでした!

  11. ちなみに「AmazTools」の画面上方の時計マークから「Mi Band 4」を選んで、様々な文字盤をBrowseしたり、「Downloads」から過去にインストールした文字盤をいつでも再書き換えできたりする。便利!


というわけで、お気に入りの文字盤を見つけてカスタマイズしよう…ってたくさんありすぎて探すの大変!なので、PCのブラウザで下記にアクセスして検索したほうが楽ちん。
https://amazfitwatchfaces.com/mi-band-4/?lang=multilingual

ちなみにこの2ページ以降は
https://amazfitwatchfaces.com/mi-band-4/p/xxx?lang=multilingual (xxxは 1〜196 くらい)
なので、古いページは任意の数字を手打ちしてアクセスした方が早かったりもする。いにしえの技っぽいけどw

さて個人的なお気に入りは以下:

Digital - BLACK Version NO DRAW by millmill (Mod EN mm/dd)


いろいろ探して基本がこれになった。情報量が多くハイテク感があって適度にカラフルで見やすい。なおmillmill氏のオリジナルは『「mm/dd」表示が嫌い』という理由で「dd/mm」表示しかないので、日本的には分かりやすいこちらを選択。

Forced Square


最初はこれにしようかと思ったやつ。視認性の高さがよい。

Not Analogue


シンプルなのが好きな人向け。red orangeやblueがよさげ。

Glitch Zero


元々こういう表示なので壊れてません。クラブとかで使うとカッコいいかも。

YANC (Yet Another Nixie Clock)


フルカラー有機ELパネルの無駄づかい。よい。

彩虹猫 Nyan Cat


フルカラー有機ELの正しい使い方。カラフルでよく動く。ネタのわりには表示項目がしっかりしているので案外実用的かも?



こんなところかな?文字盤データの中身を書き換えてバックグラウンドの画像を変えたりもできるらしいけど、そのへんは他のサイトで調べてください。

…ただですね、Mi Band 4、総合的には以前使用していたitDEALのm8と甲乙つけがたい内容でして。



特に

・ベルトから外さないと充電できない
・スマートフォン通知連携がM8(=中華スマートウォッチの連携用で広く使われている「H Band」アプリ)と比べて大雑把
・バイブレーションが弱い(その代わりカスタマイズができるのは◎)

はかなり不便。主に通勤時の目覚ましとスマートフォン通知を素早く確認するために購入したので、どれもシビアに評価せざるを得ません。まあどちらも、シリコン製の専用ベルトが切れたらおしまいなんですけどね。経験的には、汎用の腕時計用ベルトに交換可能なモデルを選ぶか、予備のベルトを3本ほどキープしておいた方がいいです。



フィットネスとは無縁のガジェット好きからは以上です。
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