冬の寒さや外の雪かきなどで身体が芯から冷えたとき、人類の欲求は
- 風呂入りてえ
- 鍋食いてえ
本題。準備するもの(だいたい2〜3人前だと思いますがワタシにとっては1人前)
- 鍋:2〜3人前のカレーを作れるくらいの大きさがベター、鍋ブタは必ず用意してください。
- 火力:ガスやIHなど鍋を加熱できれば何でもいいです。
- 水:100ccくらいを基準として、具材から出る水分を想像しながら適当に加減します。
- 久原醤油のあごだしつゆ(通称:紺パック):勝利の鍵その1。水の1/5が目安、4倍希釈ですけど薄めがよさげ。
- 創味の聖護院かぶらのもみじおろしぽん酢(通称:白パック):勝利の鍵その2。適量、取り皿に注いでしゃぶしゃぶのたれ的に使います。
- エスビー食品のゆず入り七味唐からし:お好みで、ワタシは後半のブーストに使いますが最初から投入するのもアリです。
- 具材:加熱すると水分が出る火が通りやすい野菜とお肉を適当に、ワタシはスピード重視で白菜1/4くらいと豚肉のこま切れ300gほどをよく使います。
作り方はいたってシンプル:
- 鍋に水とあごだしつゆを入れて混ぜ、味見します。具材を入れてないので味と量の調節し放題、失敗したと思っても全て捨てて納得いくまでリセマラ可能です(もったいないのでしないでね)。ここで「薄味かも」くらいに留めておくと、勝率が上がる気がします。
- 具材を適当に切ります。サイズは一口で食える大きさが目安ですが、食材は加熱するとだいたい縮むので厳密に何センチに切り揃えるとか考えなくていいです。
- 具材を切っていくとまな板からあふれるので、切ったそばから鍋に投入します。ただ、肉類を乱暴に入れると塊になって中に火がよく通らないので、適当に拡げながら散らします。ここで野菜と肉を交互に重ねたりなんかすると、何となく気分が盛り上がります。
- フタをして火にかけます。下の方で沸騰したかな(具材で見えんけど)、というタイミングで、中〜弱火にします。
- フタをしたままときどき様子を見て、気が向いたら軽く混ぜたりして、全体に火が通るまで待ちます。生で食えると保証されているもの以外は加熱が基本ですが、特に豚肉はしっかり火を通してください。
- 野菜が全体的にしんなりとして、水分が鍋に満ちてきた頃合いを適当に見計らって火を止めます。;
- テーブルの上に鍋敷きを置いて鍋を乗せ、もみじおろしぽん酢を取り皿に注いで、いただきます。薬味などお好みで。
- 食べ終わった鍋の中にはいい塩梅のだしが残ってるので、締めのうどんや雑炊などエクストラステージにチャレンジするのも良いです。
あごだしつゆは道民のソウルめんつゆであるキッコーマンのめんみを遂に駆逐してしまい、夏場のそうめんはもちろんオールシーズンで大活躍してます。(もちろんめんみも使い分けてますけど)
また、もみじおろしぽん酢はドレッシングとしても有能なので、ワタシはキャベツの千切りや茹でたもやしなどにそのままサッとひと回しして食べてしまいます。
そんなわけで、この紺と白の紙パッケージのコンビネーションは、サイズ感といい色合いといいジャストフィットとしか言いようがなく、我が家の冷蔵庫では24時間・365日体制(IT業界ではニーヨンサンロクゴーと呼ばれるサービス形態)で待機状態です。
そしてエスビー食品のゆず入り七味唐からしは完全に好みですけど、ところであなたはエスビー派?それともハウス食品派?ワタシはこれまた道民のソウルフード兼レーションであるホンコンやきそばを今だに販売し続けている恩を忘れられないので、断然エスビー派です。
この紺白手抜き鍋レシピ、和風仕立てであればどんな具材でもだいたい応用が利くと思いますので、お好みでアレンジしてみてください。紺パックと白パックはちょっと大きめのスーパーなどで買えますが、何かのついでに通販で買ってしまうといいかもしれません。
したら!(別れのあいさつである「したっけ」以前に使われていたといういにしえの言葉)
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