最寄の草薙駅で運賃を精算して自転車を組み立てようとしたところでトラブル発生!輪行袋の紐が緩んで自転車が落下してしまった。これまたラッキーなことに大きなトラブルにはならなかったが、輪行袋の固定方法を再考せねばならなくなった。
さて肝心の展示は、ロボットの起源から現代日本で拡散・定着しているロボットのイメージを具体的に説明していく流れで、昭和生まれであれば、かなりストライクな内容に思えた。個人的にはやはり◎◎科学館によく展示されていたスタンプロボットの類が印象的だった。あれ、どこにでもあったもんなあ。んで、それらのイメージの集大成として、ボーカロイドの唄声(!)と、初音ミクAppendのフィギュアが展示されていたのが、何とも感慨深かった。ボカロは、ロボットというある種のフェティシズムの頂点でもあるわけだから。
その後、ついでに常設してあるロダンの彫刻も見てきた。本物の迫力は、実際に見てみないと分からないもんだ。それとこの美術館の設計がなかなか野心的で興味深かった。誰が手がけたんだろう?
で、他にやることが無くなったので、帰ることに。今回は意地でも運賃を安く済ませるという目的があったので、東静岡→熱海→小田原でそれぞれ乗り換えて、朝と同じ駅で自転車を組み立てて自走して部屋まで帰ってきた。
まとめ。ロボットと美術展は、なかなか面白い着想に基づいた展示なので、ボカロ抜きでも見て損はなかったと思う。ただ、往復7時間を気にし過ぎて荷物を多く持っていったのは大失敗。自転車旅行のポイントは、いかに荷物を減らすかというところにポイントがあるように思う。MacBookを売っぱらってMacBook Airを買うべきかw。また、エクストリーム輪行(いかに素早く輪行体制に移行し、復帰できるか)の訓練が必要だな。それと行きの行程は完璧だったが、帰りは静岡観光スポットを適当に回って19:30発の373系にすれば良かった。乗り換えの不便に加え、座席が山手線みたいで旅行気分が台無しになってしまった。でもこの373系車両に約3千円で乗れるのなら、確かに箱根超え含め約200kmを自転車で走破して輪行で戻ってくるのはアリかもしれない。というわけでチャレンジしてはいかがだろう?>よしかわ氏