さて次は既存入曲者・リメイク編の予定だったのだが、有名Pのメジャーな曲は放っておいても勝手に入曲してしまいそうなので、予定を変更して、自由きままに10作品を選んでみた。ほとんどの場合、ワタシがプッシュするものは選ばれない傾向が強いんだが、前回の「どうしてこうなった」の件があるので、あえてこういうところからピックアップしてくるかもしれない。この先の読めなさがセガのセガたる所以である。さて。
- 某巨大匿名掲示板のボカロ本スレで常に評価の高い、ななこ先生@スマイルPによる隠れた名曲。息継ぎを考慮していない高速なメロディラインと乱れ打ちのようなピアノは、いかにもリズムゲーム向き。なお音質向上版はこちら。
- 硬軟を絶妙に使い分ける、卑屈Pの作品。今回も毒をたっぷり仕込みつつ、力を抜いた聴き心地のよいポップな作品に仕上げてある。うまい!
- ある意味でもっとも有名なPである、乱数Pの初期の名作リメイク。随所にゲーム的なトリックが仕込まれていて、制作に対する氏の真摯な姿勢が伺える(それは他の作品でも全く同様。方向性は180度違うけどw)。
- 柏餅Pのあの凶悪な電波曲が帰ってきた!しかもさりげなくバージョンアップしている。はややPがお休みしているので、キャラソン枠にぜひとも選ばれてほしいところ。
- リズムゲームという枠内で、振幅を最大にしたらこうなったという見本。作者のhapiさんと一緒に、頭と身体を思いっきり振り回しましょう。その後ぶっ倒れても誰も責任は取りませんが。
- 袖Pによるこの曲はMMD杯でも話題になったが、イントロで全てを持ってく破壊力w、そしてスムーズな曲の展開は充分にゲーム向き。というかスーパーイージーモードを作って、小っちゃい子も楽しめる曲として選んでほしいなあ。
- 匿名サラダさんによるこの作品は、「リズムゲームなんだから歌詞なんていらんのだ」という、大福Pの方法論を突き詰めたもの。これでいいのだ。
- マェロPことokt氏の作品。もうタイトルだけでざぶとん一枚持ってって!曲の出来が妙にいいのでもう一枚!
- ぎっちょんの人ことqesさんの作品。もはや何もいうことはありません。全員の座布団持ってけ!!
- 異様なタイトルといい、絶妙な不協和音といい、unuiさんの作品群はどこをどう切っても独自の世界を構築しているが、リズムゲームには全く向いてないと思う。が、セガならあるいはこういう細かすぎて伝わらないところを突いてくるかもしれないし、突いてこないかもしれない。