ひとり暮らしで何かと忙しいとき頼りになるのが缶詰めやレトルト食品。特にカレーは年中お世話になっている。そのカレー、一昔前はレトルトと相場が決まっていたのだが、数年前にいなば食品が突如本場のタイカレー缶詰めを市場に投入してから各社の商品開発が活性化し、結果として気が向いたときに本格的なエスニックカレーが食えるという、ある意味リッチな食生活環境が実現したのである。
さて写真左はいなば食品の最新作・マッサマン(朝ドラではないので注意)。ちょっと独特な風味が特徴で、なぜか日清食品がカレーヌードルに採用してたのを食ってから一気にファンになった。そして右は最近100均でも見かけるようになった缶入りタイカレー。初期いなば食品のラインナップと同様に赤・緑・黄の3つを確認している。こちらのポイントはいなば食品よりも安くてちょっぴり量が多いところ。独身にはここがとても重要なのだ。
さて実際に食ってみると、マッサマンは期待通りの味で満足(だがじゃがいもと豆は減らして別の具材を増やしてほしかった)。また100均タイカレー(仮称)の味は、よく言えばよりエスニック悪く言えば大雑把、ただスパイスの効きはいなば食品より強めかもしれず辛さが先に来る。
いずれにせよ価格を考えれば十分に満足できることを保証する。白飯に100円ちょっとの1食まかないでこれだけ旨い思いができるのだから、本当によい時代になったものである。