For short, " I. M. G. D. "
Established : 1997/12/07

Light up your room, and browse away from the monitor, please! :-)

2016/10/01

DAIMお蔵出し:kz(livetune) / “Tell Your World”

  1. ハジメテノオトが溶けて消え失せた世界の終わりで踊ろう
    どんな歌でも歌うから
    あふれ出す想いは歌に変えて
    おはよう、おはよう
    記憶の中の幻と陽炎の日々は昔々の今日
    オンディーヌ?ウンディーネ?
    深海へ沈むリアルな世界は明日も皆様他人事
    進化の過程の僕が贈るものは全て胡桃と緑のジュース
    未来と願いと奇跡の絵の具で猫という猫を虹色に!
    千の桜の雨が降る最果ての世界で一番のお姫様は
    アイとはなんぞと問われれば
    ここから連れ出してと
    十文字以内で答エル





    「覚悟をしててよね?」
    「教えてよ 君だけの世界」




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    ■music&lyrics:kz(livetune)
    ■movie:わかむらP,ファンタジスタ歌磨呂,TAKCOM
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DAIMお蔵出し:島白(よだれP) / “初音ミクが「ほしのこもりうた」歌いやがった【リローデッド】”

  1.  おっさんには新しい音楽なんて必要ないのさ勝手にやってればいいのさ。そう考えていた時期が自分にもありました。
     タイトルの通り、これは「2008年08月31日」に投稿されたものの再投稿である。あの24時間前後の異様な熱気と一体感による興奮で文字通りモニタに齧りついていたことを、夏の終わりの暑さとともによく覚えている。
     この曲は、あの日に投稿された作品群のなかでも異質であった。モチーフ・メロディ・歌詞・アレンジのアクロバティックとさえ思える組合せを、可愛らしい合成音声が唄う。一聴してすぐに自分が蓄積してきた音楽感、いや、独りよがりのまま更新されなかった知識と嗜好が、一気に崩壊した。
     あとで調べたら、どうやらこれは「ドラムンベース」と呼ばれるジャンルの一種らしいと分かった。ではジャングルと何が違うのだろう。調べるなら手がかりはそのへんか。こうして、音楽をめぐる探検を再開したのである。
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    ■music&lyrics:島白(よだれP)
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    ニコニコ動画

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DAIMお蔵出し:ぱきら / “Ribbon~脱・女のコ宣言”

  1.  隠れた名曲である(と言っても殿堂入りしている)「涙にさよなら」の作者・ぱきらさんの、もっと隠れてるけど個人的に忘れられない作品。
     一言で表すと、メロディ、アレンジ、(初音ミクに寄せているが)自称的な歌詞のどれもが、1980年代後半〜1990年代初期に隆盛を極めた、典型的な女性アイドルポップスである。
     こういったテイストが、2000年代後半にインディペンデントで聴けるとは、さすがに予想していなかった。我らがバーチャルアイドルが唄う音楽は実にバラエティに富んでいるけど、それらがアイドルポップスとして機能しているなら、たまにはこういうのもいかがでしょう?
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    ■music&lyrics:ぱきら
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    ※参考:Qlair「思い出のアルバム」

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DAIMお蔵出し:曲者P / “10月の雨”

  1.  おっさんどもがボカロにハマる理由を考えたことがあるだろうか?キャラに魅せられた奴、世界を変える可能性を感じてる奴もいるが、ワタシは「音楽を取り戻すことができた」からに尽きる。
     ワタシはフォークからMTVに至るまで、TVやラジオで流れる音楽を聴いてきた。やがて音楽が「産業として」成熟しJ-POPだらけになって、ワタシが親しんだ音楽は表から消えた。いよいよ新譜購入を止めようと考えてたのが2007年の夏。マジ。
     この曲はそういうおっさんの琴線に触れた。シンセ主体のAOR的なミディアムポップス…求めていた音楽を見つけた。これが新作で聴けて見渡せば他にも良曲がある。ここは宝の山だ!そう感激したのが2007年の暮れ。マジ。
     おっさんどものこんな音楽体験の「再生」が、たぶん今でも同時多発している。これで理解できないなら、ホール&オーツのKiss on My Listを引っ張り出してこい。話はそれからだ。
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    ■music&lyrics:曲者P
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DAIMお蔵出し:委員長 / “台湾人が中国語で「いーあるふぁんくらぶ」を歌ってみた”

  1. ダメダメここでは あなたも“你好”!
    晩夏の狂騒に明け暮れていた或る日、以下のツイートが目に留まった。

    「いーある〜」は未聴だったので早速聴いてハマって、さらに「歌ってみた」を調べて巡りあったのがこちら。その理由は、やはりTwitterで見た『これは中華圏で翻訳された「歌ってみた」が、たくさんある』という情報を確認したかったからである。
    ワタシは原曲を、日本と中華圏との関係を、女の子のありふれた好奇心を通じて描いたものと解釈している。遠くて近く、近くて遠い。たぶん我々は、ずっと昔からそのように過ごしてきたのだ。
    だんだん君と 同じ言葉が 使えるね 
    うぉーあいにー 言えるかな
    委員長さんの「歌ってみた」は、そんな両者の距離を一気に縮めてくれたようで、ちょっぴり泣いてしまった。香港・台湾ツアーは、必ず成功すると確信している。
    だんだん君の 伝えたい気持ちが わかってく
    うぉーあいにー 言わせてよ
    うぉーあいにー 言えるかな
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    ■song:委員長
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    ■music,words&play:みきとP
    ■illust:ヨリ
    ■movie:りゅうせー
    ■enginner:友達募集P
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DAIMお蔵出し:鼻そうめんP / “YOUTHFUL DAYS’ GRAFFITI”

  1. 先日も謎のヒットを飛ばしたアニメーター兼イラストレーター兼コンポーザーである氏の作品から、おっさん的な好みでこれを紹介しつつ、氏がいわゆる総合Pではないことを指摘したい。
    この曲のほぼ完成した状態を、ピアプロで聴ける。

    だが何かが足りない。もちろん歌詞である。これに限らず、氏はほとんどの作品で歌詞を外注しているので、総合P=楽曲や動画の全てを手がける制作者とは言えない。
    さて、歌詞の不在で不足するものとは何か。電気グルーヴが「Shangri-La」を発表した際、石野卓球氏が「ラブソングがないと駄目だ」と発言した記憶がある(がソース不明)。両者ともガチな電子音楽家で多彩な表現力を持つのに、場合によっては欠落してしまう要素があるらしいのだ。
    推測だが、氏は十分にそれを理解している。できないことを潔く切り捨てることも、表現者には必要なのでR。
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    ■music&illust:鼻そうめんP
    ■lyrics:友場洋
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DAIMお蔵出し:名無しさん / “生演奏 ちんこ音頭 Jazz Ver.”

  1. 某巨大匿名掲示板が混沌に包まれていた時代の話。あるスレッドでは諍いが絶えず、別のスレッドでは慣れ合いが続き、そして現在におけるCGMの萌芽が多数見られた。この曲は、そのなかでもスピード感と完成度において頂点のひとつと呼ぶに相応しいものと、今でも考えている。
    初見の方はポータルを、発祥と推移はこちらを参照されたし(というか、リムネットのサイトが現存すること自体が奇跡に近い)。ここでは、スレ立て→作詞→作曲と歌ってみた(!)→AAによる踊ってみろ(!)→二次創作と動画の派生→お祭り化、というCGMのダイナミズムが、約10年前に成立していたことを強調しておく。極論すれば、ニコ動やボカロ、ピアプロ、pixiv等はその流れを加速しただけで、やってることは昔と大差ないのだ。
    さて今回は個人的に大好きなJazz Ver.をピックアップ。他にも魅力的な作品がたくさんあるので、掘ってみると楽しいですよ。
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    ■lyrics:ちんこ音頭(初代スレ)の >>43->>52
    ■arrange:不明
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DAIMお蔵出し:daniwell / “WHISPER MOMOKO”

  1.  daniwell氏が藤本萌々子嬢提供の音声素材を用いて作成したFlashサイト。見た通りにアンビエントミュージック&インタラクティブアートと呼ぶと、たちまち怖い人たちがヒャッハーと叫びながら集まってくるのでちょっと待ってほしい。
     現代美術はハードルが高く安易に語れるものではないのは明らかだが、調べると批評やコンテクストなどの単語が辛うじて読み取れた。さて無謀を承知かつ付け焼き刃の知識でみると、これは現代美術的な形態を取りながら、批評やコンテクスト的なものからかなり離れた場所にいるように思える。芸術やコンセプトによる表現欲求以前の、例えるなら職人さんが手すさびに作りだす、外から見ると何だかスゴいけど本人は全然そのつもりがないという何か、の心地よさを感じるのだ。
     ところでお二人を結びつけたNyan Catは現時点で8千万再生を超えているけど、いずれ137億に到達してしまうだろうね。ああ怖い怖い。
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    ■music&Flash:daniwell
    ■voice:藤本萌々子
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DAIMお蔵出し:ゴジマジP / “おちゃめ機能”

  1.  重音テトの代表曲のひとつであるこの作品は、2010年04月01日投稿のオリジナル(作者は匿名扱い)から始まり、作者であるラ…ゴジマジPの連続投稿(八頭身モナー:2010年05月10日線画その1:2010年05月11日その2:2010年05月12日)で祭が勃発して多数の作品が派生し(カラー化:2010年05月15日歌ってみた:2010年05月20日踊ってみた:2010年05月30日など)、現在に至る(MMD版:2012年04月01日など)。
     一連の流れを見るとニコニコ動画における表現の連鎖の典型例だが、作者自身が投稿した3作品に注目してみると、オフボーカル版の作りがとてもシンプルであるのが分かる。このことは逆に、氏の紡いだメロディがリッチであることの証明になろう。
     同時に歌詞にも注目したい。氏の書く詞に頻出するパ行の繰り返しだが、ここでは「夢から覚めないで」というフレーズの間にたった3文字のピピピを置くことで、彼女のキャラクターと風景をシンプルに描写している。
     このシンプル/リッチ/シンプルという緩急が、ポップな厚みを創り出している。祭のトリガーは、3連続投稿された動画の楽しさだけではないのだ。
     なお個人的には、UTAU SONIC 2011でのアクトが強く印象に残っている。中の人が歌い切ったんだよこれを。
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    ■music&lyrics,: ゴジマジP
    ■irrust:千愛
    ■movie:キッカ
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DAIMお蔵出し:t.Komine(うたたP) / 鳥居羊 / “こちら、幸福安心委員会です。”

  1.  元ネタの古典TRPGはさておき。
     作品内で繰り返される「義務なんです」というフレーズから、ジムナスティック=体操=YMOを連想してみる。
     初期YMOが共産主義的独裁をキーイメージとして打ち出し、散開ライブで「プロパガンダ」を展開したのはご存知の通りである。
     プロパガンダとは政治的な宣伝行為で、サーチライトの強烈な光、演説や音楽を拡声器や巨大スピーカーで増幅した音響などで構成される大規模な舞台装置、また、ユニフォームを着た群衆による行進やマスゲームといった律動等を伴う。
     これによって個人を否定する同調圧力が生じるが、この力は「いじめる側の論理」とほぼ同義である。ときには個人の死すら厭わない残酷な世界が待っていることを、肝に銘じるべきであろう。
     もちろんこの作品は、このようなディストピアのパロディなのだが、妖しい肢体と人を見下した声を持つ幻の存在によって、我々は煽動されてしまうかもしれない。
     それほどに危険なのだ。
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    ■music:t.Komine (うたたP)
    ■lyrics:鳥居羊
    ■illust:wogura
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