さっきの話とはページを別建てしておきたかったので連投。数日前にツイートして消すつもりはないので詳細はそっちに譲るが、結論を先に言ってしまうと、ボカロ音楽…ここでは「各種の歌声合成技術によるボーカルを用いた楽曲を主にニコニコ動画へ投稿するかたちで発表する同人音楽シーン」と定義する…は、プラットフォームやスポンサーの都合に左右されユーザー層を変えながらも当分先まで続いていくと思う。ユーザー独自制作の週刊ランキングが(一時?)停止し、ユーザーからヤマハに主体が移った日刊ランキングが廃止され、その他いくつかの自主ランキングやサービスが休止・終了というニュースがこの数週間続いたが、代替のものがある限り大きな問題ではない(極端な話、ニコ動だっていつ終わるか分からない不安定な存在だと思うんだが、仮にニコ動が無くなったとしてもクリエイターは別のプラットフォームで作品を発表するだろう)。2007年夏からしばらく続いた熱狂的な空気や大規模なリスナー群、集まる才能に投資したいスポンサーなどはもう戻ってこないかもしれないが、それでもニコ動が好きで、ニコ動に投稿されるボカロ音楽が好きで、ニコ動を利用しているリスナーは確実にいる。そうすると必然的に、地道なクリエイターにチャンスが巡ってくる可能性が大きくなる(というかそう信じる)。ワタシはまだ「音楽を聴いても何も感じない奇病」に罹っているので皆さんの作品を残念ながら楽しむことはできないが、様々な状況を踏まえると2015年以降において「趣味のボカロ音楽制作の小さなゴール」としてニコ動へ投稿し、例えば何らかのランキング入りを目標設定するのは、以前より現実的なものに思える(もちろんYouTubeやSoundCloud等に同時投稿してもよい。どこでウケるか分からないからね)。そんなわけで(ワタシの知らないうちに)一種の熱狂から醒めた(かもしれない)ボカロ音楽は、「音楽のジャンル」というよりは「趣味のジャンル」として定着していきそうな予感がする…ってここまで書いて似たような事例を思いついた。BMSだ。機会があったら識者に詳細を聞いてみよう。
…ちなみに、こんな他愛の無いことをわざわざ書き残してるのは、明日になったら忘れるかもしれない、また、書きたくても書けない状況に陥るかもしれないから。そんなときこそTwitterと言いたいところだが、いろいろあって途方に暮れてしまうことが多いのは以前と変わらないので…