まずは
初音ミク視聴のススメのこちらの記事をご一読いただきたい。これで思い出すのが、第3世代オタク(アラウンド1stガンダム略してアラガンw)のあいだでは割と有名な、『医学系の国際学会で世界中から若くて優秀な医学者が集まったら、皆が「うる星やつら」の話ばかりをしていた』という話。それから『MITのアニ研がビデオを共同購入して、毎週のように上映会を開いて批評しあってた』という話。どちらも雑誌か何かで読んだから信憑性はわりと高いと思う(ちなみに
MITのアニ研はこちら。現在はサマーバケーションらしいw)。これらの話に共通するのは、「我々日本人が思っているよりもずっと、海外のオタクはアグレッシブである」という事実。そしてネットが地球を覆い、音楽や画像などがほぼリアルタイムで世界中に届く環境が整った現在、その一翼を確実に占めるに至ったボーカロイドというコンテンツは、彼ら彼女たちの間に世界同時多発的といえるケミストリーを引き起こしている気がしてならない。以前、「ボカロ曲を南米かどこかのアーティストが「ココロ」あたりを勝手にカヴァーして大ヒットを飛ばすのでは?」という冗談半分の予想をしていたのだが、クリプトン側から提示されたデータを見る限り、音楽消費の主流であるティーンエイジャーの女の子が大いに興味を示している以上マーケティングサイドが見逃すわけはなく、そういうことが現実に起こる可能性は増しつつあると考えるのが妥当だろう。で、
あの伝説のライヴはフィルムコンサートで再演されるが、これは実は
ワールドツアーへの布石なんじゃないかと、例によってまた適当な予想をしておく(笑)。