今回は詞を作って某SNSとピアプロに投稿したところ、感冒さんが反応してくださいまして、コラボ作品という形になりました。というわけで詞のほかは全て感冒さんにお任せしてしまったので、こちらのパートのみメモやら反省点やら。
- 実は件のライトノベルを表紙と挿絵だけ見て満足して1文字も読んでないので(!)、ネット検索やらWikipediaを駆使、さらにはラノベに詳しい後輩S君への取材を通じて概要を把握。
- そのうえで、ある程度普遍的なテーマ、すなわち「兄妹の絆ってどこから生まれるんだろう」というのを抽出、それに沿ってまとめることにした。
- 動詞をひたすら並べるというアプローチは、「動詞でゲームが作れる」という田尻智氏のテーゼの応用。一度やってみたかったw
- そんな訳であちこちの日本語辞書を参照して動詞のリストを作成。このとき、◯◯するといった「主観的でない動詞」「説明的な動詞」は、注意深く省いていった。ここは歌詞のリズムと身体性を生み出す部分なので、じっくりと。
- さらにそれを表計算ソフト上に展開、偏りを防ぐため関数を使っていったんランダムに配列し直した上で、一番と二番に割り振っていった。
- その際、情景やストーリー描写につながる並びは、ぼんやり想像できる程度にあえて抑えてある。子供の行動なんて気まぐれそのものだし、ましてや年頃のお嬢さんの考えることなど、おっさんにはとうてい理解不可能なのですw
- 上記の過程を経てできた歌詞をUPしたところで感冒さんにバトンタッチ。BPMを早めにポップな感じでというリクエストはしましたが、単語の並びかえなどは、作曲者の感冒さんのセンスにお任せしています。理由は詞先だと譜割りが窮屈になることが多々あるため。
- で、できた曲がレンのすっとぼけた唄声にマッチしてて思わず笑ってしまった。ボーカロイドの標準がミクという前提が自分の中で出来てしまっているので意表を突かれたのもある。そこは今回の反省点かもしれないw