2017/12/30

My name was BABY, about a quarter of a century ago. 〜 映画「ベイビー・ドライバー」

今年最後の記事は満を待して個人的2017年ベスト映画「ベイビー・ドライバー」の遅すぎるレビュー…の体をとりつつ、少し自分の昔話をしたい。ほんの25年くらい前の話だ。

2017/12/26

今年に買ったおすすめの品々紹介

まあ何となく徒然に&一度Amazonのアフィリエイトリンクを試してみたかったので。以下順不同:

・エレコム トラックボールマウス 有線 大玉 8ボタン チルト機能 ブラック M-HT1URBK

この数年ほどロジクールやエレコムの親指操作トラックボールを愛用してきたけど、ついに最適解へたどり着いたように思う。人差し指操作&巨大ボールは正義だ。最近はMacの仕様変更などもあり「インプットデバイスは有線接続の方がいいのでは」と考えるようになったためこちらにしたけど、好みで無線版を選んでもいい。

・電機器具専用 リモコンコンセント [品番]07-8251 OCR-05W

一般的な家電をあっさりリモコン化できるコンセント。自分は先日設置した机周りのLED電球をこれでいっぺんに点けたり消したりしている。

・[シチズン キューアンドキュー]CITIZEN Q&Q 電波ソーラー腕時計 SOLARMATE (ソーラーメイト) アナログ表示 クロノグラフ機能付き 10気圧防水 ブレスレットバンド ブラック MD02-202 メンズ

仕事で時刻を正確に知る必要ができたので購入。昔からあるシチズン時計のセカンド(?)ブランド。この価格で電波時計+ソーラー充電+デジタル+アナログ+10気圧防水は驚異的。主張し過ぎないデザインも好印象。ちなみにこのブランドは女性用もあります。

・デュラレックス ビストロ 210cc 4個セット

引越に合わせて食器類を新調したうちのひとつ。シンプルで飽きがこないデザインと耐熱耐衝撃性がポイント。定番なので価格も安い。

・電子メモパッド Write2Go

サンワダイレクトで安売りしていたので衝動買い。付せん感覚で電子メモを手書きできてOneNoteなどに送ったり署名を上書きできる。筆圧は強めな方がいいけど、この手のデバイスでは以前よりずっと使いやすい方かな。Macでも使えるのでご安心を。

・パイロット アクロボール4 0.7mm 細字 ブラック

百均ショップのボールペンがすぐ書けなくなるので文房具屋で徹底的にリサーチして行き着いたもの。多色&油性なのに水性ゲルインク並みの書き味で、今年一番のお気に入りかもしれない。自分の筆圧だと0.5mmは少々細過ぎと思ったので0.7mmにしたけど、滑らかさは変わらない。

・マイクロソフト オプティカル マウス IntelliMouse Optical

大昔の超定番マウスを理由あってデッドストックを買い直し。スペック的に過不足なく何より左右対称なのが好き。このデザインのままBluetooth化してくれんものか。

・Google Home Mini

半額セールのときに購入。IFTTTなどと連携させれば非常に強力なことができそうだけど、いまのところ実験段階で止まってて毎日のニュースを読み上げてもらうだけになってるのが少々もったいない。


・iPhone SE 64GB

5S 16GBから乗り換え。このサイズをずっと使ってるので手に馴染んでるのが何より。ただ、カメラの性能向上と容量アップは嬉しかったけど、今となっては7か7 plus以上にしたいところ。


・ジーユー トートバッグ

ファストファッションはこういった小物類でだいたいのセンスが分かると思ってるんだけど、それ以前にコーデュラを使ってこの価格は破壊的。1リットルの牛乳パックがだいたい10本くらい入ってファスナーで上を閉められるので、中身がほとんど見えないのもポイントが高い。同人イベント等の買い出し向けにひとつ持ってると重宝すると思う。


・WEGO/デザインチノトラウザーパンツ

よく買ってるファストファッションブランドの通販サイトで偶然見つけたもの。ジーンズ一辺倒も何だし、たまにはいいかなあと。年齢とか考えない方向で。ちなみにワタシの体型ではMサイズがぴったりでした。


こんなところかな。高い買い物はほとんどしなかったけど、なんか満足できるものがたくさん買えた1年だったかもしれない。

2017/12/22

大正時代のUnhidden Figure 〜 劇場版 はいからさんが通る 前編

見た後にレビューを書きたくて仕方なかったんだけど忙しさにかまけて先送りしてたら劇場公開がほとんど終わっちゃったようなので後悔している。いまさらどうにもならないのでプチレビューとして端的にまとめておく。



劇場版 はいからさんが通る 前編」は、このまま埋もれさせるには惜しい逸品に思える。その理由はひとえに「アニメを作ろうというアニメの作り手の努力がきちんとした形になっていたこと」で、そういう意味において「この世界の片隅に」に遜色のない出来と個人的には感じた。両者の違いは描かれる時代やモチーフやキャラなどわずかなもので…と言ったら「この世界の片隅に」のファンは怒るかもしれないが(もちろん片渕素直監督が成し遂げた仕事は最大限にリスペクトしているつもり)。

では「アニメを作る」とは何なのか。最近、特に「宝石の国」の出現によって、以前からワタシが提唱している「アニメは詰まるところ動く絵と音でできている」という話が、自分のなかでさらに具体化・先鋭化しつつあるのを先に告白しておく。その要素のいくつかが、「はいからさん」には強く感じられるのだ。

ひとつめ。動く絵とは、主題として描かれる前景と、空間を想起させる背景に大きく分けられる。アニメの語源が"animate"="〜に生命を吹き込む"なのは有名だが、CGの導入によって自由度が増した現在、原画・動画の枚数や出来に偏りがちな従来の前景重視の視点から、背景や撮影など画面全体の構成も含めてどれだけ動いているかに注目していきたい。

ふたつめ。アニメにおける音とは前景の発するものと、背景を彩る音に大きく分けられる。前者は声優さんの演技や主役メカの発するノイズ、後者は効果音や劇伴など(このへんはまだ整理し切れていないのでご容赦を)。こちらもデジタル技術などの進歩により様々な音が立体的に楽しめるようになってきているので、従来の「ステレオタイプな」評価をあらためていきたい。

こういう考えのもと「はいからさん」を整理すると:
  • すっきりとアップデートされたキャラが小気味よく動く
  • シンプルながらも過不足なく描かれた背景
  • 声優さんの演技、特に早見沙織さん素晴らしい
  • 劇伴がオーソドックスだけどむっちゃ気合い入ってて聴いてて楽しい、Sophia Radio Orchestraとか書いてあった気がするけど
…等々、アニメを加点法で見るポリシーなので褒めすぎと思われるかもしれないが実際そう感じたんだからしょうがない。

「この世界の片隅に」が現在のアニメ技術を結集して「映画」を目指した頂点のひとつとすれば、「はいからさん」は同様の技術でもって「キネマ」を目指したのかもしれない。だからちょっぴり疲れたときにいつでも帰れるこういう王道的アニメがあるというのは、実は貴重なことだと思う。これからを考えると特に。


2017/12/06

宝石の国でいま何が起こっているか

時間が無いので要点だけ書く。シリーズが終わったら改めて稿を起こすかもしれない。

端的に言うと、「宝石の国」は日本のアニメ史的に強烈なインパクトを持っていて、それは、ストーリーとか作品論とかそういう「小さな」レベルでは収まらないように見えるのだ。


ここから先はいつもの通り妄想だらけなので一応改ページ:

2017/10/07

「響け!ユーフォニアム」深読み:宇治を飛び立つ鳥の詩

「響け!ユーフォニアム」の原作小説やコミカライズを読み始めたとき、TVアニメを見始めたとき、こんな疑問を抱いたことはないだろうか。

「滝先生の名前って安直すぎね?」




結果的に10年ほど低迷していた吹奏楽部を「鯉の滝登り」のことわざのごとく全国大会へ躍進させたとは言え、物語のあらすじをそのまま人名にするのは、例えばガンダムの登場人物を「アムロ・ザ・ニュータイプ」とか「シャア・アカクテサンバイハヤイ」のようにネーミングするみたいなもので、武田綾乃先生はもちろん、普通のクリエイターならあまり使わない手法と思われる。

約1年前に書いた『「響け!ユーフォニアム」深読み:舞台装置としての宇治』では触れなかったこの疑問の答が、9月末に「劇場版 響け!ユーフォニアム~届けたいメロディ~」を見た帰り道で天から降ってきたので、相変わらずキモい感じで妄想を書き殴る。なお、先日後編が発売されたばかりの原作小説:「北宇治高校吹奏楽部、波乱の第二楽章」のネタバレはありませんのでご安心を。