2016/10/01

DAIMお蔵出し:Gun-SEKI / “『恋の2-4-11』フルバージョンでいっくよー★”

  1. 「恋の2-4-11」って何だか知ってる? 
    (」゚Д゚)」<教えてー!!!! 
    …申し訳ない、ワタシは「艦隊これくしょん」通称「艦これ」を遠巻きに眺めている「エア提督」なので(提督とは「艦これ」プレイヤーの俗称)、何かを教える立場にない。「艦これ」そのものについては他の解説記事および各種書籍を参照してほしい。
    さてこの作品は、上記の「艦これ」書籍のひとつに収録されたキャラクターのイラストを元に、プレイヤー…いや提督の皆さんの間で生まれたお約束を踏まえて、まずショート版が制作され、そしてフルバージョンが公開された。ポップでキャッチーで能天気なサウンドは、提督諸氏以外にも魅力的に聴こえるだろう。念を押しておくが、これは公式なものではない。あくまでも提督のひとりが勝手に作ったイメージソングである(現時点では)。
    少数のイラストや約束事といったわずかな手がかりからキャラクターを独自に造形して歌詞に落とし込むこと、ショート版からフルバージョンにアップデートしてクオリティを高めること、ギャグなどを織り交ぜてメリハリをつけること、電波ソングまたは音ゲー的なアレンジに振ること等は、ニコ動のサービスイン以前から続く同人音楽制作手法の主流のひとつと言える。この曲に一種の安心感や懐かしさを覚えるのは、そのあたりが原因だろう。
    また、いまや戦国時代と呼ばれる現在の女性アイドル界を強く意識していることも見逃せない。3次元どころか2次元にも溢れ出した彼女たちのライブは壮観の一言である。彼女たちの持ち歌はその「現場」のために最適化され続けているが、この作品もまた、愚直なまでにアイドルポップスのフォーマットを踏襲している。
    彼女たちアイドルがそういう「現場に最適化された曲」を歌い踊るとき、ステージの上下または画面の向こうとこちらで、ある種のインタラクションが自然発生する。
    3次元なら一斉に振られるサイリウムや統制のとれた掛け声だが、ニコ動の場合は色とりどりのコメントの山として眼前に現れる。その賑わいっぷりこそが、最新型のバーチャルアイドルへと捧げられたこの作品の真骨頂である。
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    ■music&lyrics:Gun-SEKI
    ■illust:きんのたま▼
    (※MMDモデルについては動画をご参照ください)
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