まず化学薬品でアオミドロを除去する方法は、当然使えない(ウィローモスも藻の一種なので)。次に考える方法はアオミドロを好んで食べる生物を投入する方法だが、現状でもほぼ満員状態の水槽内に、別の生物を追加するのはあまり好ましくない。そこで、繁殖条件を抑制する方法と物理的な除去の両面作戦を取ることにした。
まず繁殖条件の抑制から。調べてみると以下の条件で繁茂しやすいことが分かった。
- 光量が多すぎる
- 栄養となる成分が多すぎる(=水槽内の富栄養化が進行している)
次に物理的な除去。これはもう、アオミドロを徹底的に洗い流すことに尽きる。使い古しの歯ブラシで、あちこちにしつこく絡みついている緑色のドロドロを掻きとってやる。最終的にかなりの量のヘドロが出たので、処置が遅ければもっと大変なことになっていただろう。
で、最後の仕上げに照明を24時間カットし、生物的な除去…ミナミヌマエビがアオミドロの残骸を食らい尽くすのに賭ける。実は今回の作業で、小エビが大量発生していることが判明したので、奴らにかかればイチコロだろう。だたここで問題がひとつ。その小エビがそのまま成長した場合、明らかに数が多すぎるということ。体長1cmくらいのやつが40匹くらいウヨウヨといるんですけど…