For short, " I. M. G. D. "
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2010/06/03

私的なTwitter使用マニュアル(初心者向け)

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友人からTwitterの意味がよく分からんという話を聞いたので、私的にマニュアルにまとめてみた。あくまで自分の使い方を元にしているので、用語の間違いや事実誤認などがあれば速やかに訂正します。

  • まず最初にTwitterのアカウントIDを取得して、home画面で自分の興味(ガレージキットでも自転車でも音楽でも何でもいい)をキーワードにして検索し、出てきたユーザーのIDを適当にクリック、表示されたそのIDのhome画面をいくつか適当に眺めて、自分にとって有用な情報を日に10〜20個程度ツイート(投稿)していると思ったIDを5〜10名くらいフォロー(購読)して、しばらく様子をみます。そうしてできた自分のhome画面を、Timeline(タイムライン、TL)と呼びます。ちなみにアカウントIDは複数取得が可能で、用途によって使い分けている人もいるようです。また、IDとは別にハンドルネームを設定できますが、こちらは皆さん結構気ままに変更していることが多いように思います。ちなみにワタシのIDはim9d、ハンドルネームはおなじみimgdです(本当は両方同じにしたかったが、IDは先取りされていたorz)
  • 自分のアカウントID設定で、現在地や自分のwebページのURL、プロフィールを設定できますが、ここはご自由にどうぞ。ただ、個人情報を晒しすぎるのは控えた方がいいでしょう。
  • ある程度フォローの数が増えてきたら、Twitter公式webは使いづらいので、専用クライアントに切り替えます。WindowsだとTweenというソフトが評判がいいようです。ワタシはMacですが、いくつか試して夜フクロウに落ち着きました。iPhoneには現状、決定版と呼べるクライアントがないと思っていますが、最近リリースされたTeeweeには、とても期待しています。
  • しばらく使っていると、突然誰かが自分をフォローしてくれることがあります。そのIDに興味が持てるようであればフォローし返してもいいですし、そのまま放っておいても構いません。一部にフォロー&フォロー返しという言葉があるようですが、TwitterはSNSではありませんから、そんな義務や慣例はありません。ちなみに、自分のアカウントID設定のプロフィールに、自分の興味や中心となる話題を書いておくと(例えばグルメとかアニメとか文学とかボーカロイド等)、そういう関係の方々がフォローしてくれる確率が高まるようです。
  • 大して意味の無いツイートばかりをするIDや、チャットのように誰かと雜談を繰り広げるIDは、しばらく様子を見てアンフォロー(フォローを解除)します。また、それまで普通にツイートしていたIDがそういう状態になったら、これも様子を見た上でアンフォローします。mixiなどのSNSで見られる、「あしあと」と「あしあと返し&あしあと帳」的な約束事はありませんので、アンフォローすることを気にする必要は一切ありません。また、自分がアンフォローされたからといって落ち込む必要も全くありません。Twitterはそういうものと割り切って、別の誰かにフォローされそうなツイートをするよう心がければいいだけの話です。
  • ワタシは、突然関係がない話を振ってくるIDやspamツイート(外国からが多い)、特定のキーワードに反応して下らないツイートをしてくるbot(自動投稿プログラム)、明らかにアフィリエイト目的のIDは、そのIDのhomeの画面を確認した上でブロックするようにしています(購読拒否、設定を解除しない限りTLから見えなくなる)。ちなみにワタシがフォローしているbotはロシア的倒置法BOT。なんだか憎めないんですよねぇw
  • そうして自分で作り上げたTLを眺めつつ、フォローするIDを少しずつ増やしたり、興味がなくなったIDをアンフォローして、自分好みの情報が多く含まれるTLへ徐々に変えていきます。ツイートの流量はフォローする人数によって大きく左右されますので、自分の使い方に合わせ調整してください。実はこの「自分の使い方に合わせて、必要な情報を必要な量だけリアルタイムで得られる環境を、自分でつくることができる」ところが、Twitterの魅力のひとつだと思っています。
  • お気に入りのツイートを見つけたら、☆ボタンを押してお気に入りに貯めこむことができます。これを俗に「ふぁぼる」(FAVoriteする)と言うようですが、実はワタシは一度も「ふぁぼった」ことがありません。
  • そのうち自分も何かツイートしたくなってくるはずなので、簡潔で分かりやすい表現を心がけてツイートします。140文字制限がありますが、日本語の場合かなりの情報量があるので、かなり豊かな文章が書けます。なお、文字数節約のためwebページのURLを短縮するサービスがよく使われますが、ワタシの場合はソース元の信ぴょう性を優先したいので、特にニュース系サイトにはできるだけ使用しないことにしています。それと注意しなくてはいけないのは、自分のhome画面は、自分のツイートはもちろん、プロフィール、フォローしている、フォローされているという人間関係、ツイート数、「ふぁぼった」内容も含めて、Twitterユーザーだけではなく全てのインターネットユーザーに見られるということ。もしそれが嫌なら、設定でツイートを非公開にしてください。なお、ツイートした内容を削除することも当然できますが、そんなことをする必要がないよう、あらかじめ内容を吟味してツイートした方が、周囲への迷惑や要らぬ誤解を減らせるように思います。
  • TLに出てきた興味ぶかい話題に対して意見をしたくなったら、RT(リツイート、返信あるいは転送)してみましょう。現状、Twitter推奨の「公式RT」と、ユーザーコミュニティから生まれた「非公式RT」の2種類がありますが、ワタシの場合、公式は「自分の意見を交えず皆に広く知ってもらいたいとき」、非公式(「自分のツイート RT @im9d: 元のツイート RT @hogehoge: さらに元のツイート…」などの形式で書かれます)は、「話の流れに自分の意見を付け加えたいとき」で使い分けるようにしています。なお、非公式RTは140文字制限を超えることが多々発生するので、「元のツイートを改変する」という大きな問題が発生しやすいため、使い方には充分な注意が必要です。
  • 特定の話題についてのツイートには、文末にハッシュタグ( #半角英数文字列)をつけることが多いようです。これもユーザーコミュニティから生まれた文化のようですが、発言をあとから検索しやすくなるため、利用した方がいいかも知れません。ワタシは土曜の夜には#kikisenradioを使うことが多くなっています。
  • 芸能人や有名人、俗に言うアルファブロガーやネットモヒカン族的な有力発言者、ものすごい勢いでツイートしまくるメディア関係、それから某首相など大きな話題になった人のIDは、重要な発言をするとどこかの誰かがRTしてくれることが多いので、あまりフォローしないようにします。ちなみにワタシは、ボカロ関係以外では自分の好きなアーティストを2名しかフォローしていません。
  • 特定のIDに対して意見を言いたくなったとき、問いかけをしたくなったときは、mention(「@im9d 自分のツイート」という形式で書かれます)を送ります。メールやIM、チャットのように、相手へ遠慮する必要はあまりありません。そういう「ゆるやかなコミュニケーション」がTwitterの特徴のひとつですので(もちろん、いきなり失礼な内容を送りつけるのは止めましょう)。ちなみにmentionは一度に複数の相手にも送れますが、送り方はここでは割愛します。注意すべき点ですが、mentionはフォロー関係にある他のIDからも見られること。例えばABCの3名が相互にフォローしていたとき、AがBに送ったmentionはCも読むことができるので、使い方に注意しましょう。もちろん、自分のmentionもツイートの一部なので、その他のネットユーザーからも見ることができます。
  • 話題が盛り上がってRTやmentionが続く時がありますが、止めどきは自由です。興味がなくなったら相手に断りなくサクッと切り上げてしまったほうがいいように思います。ここも先述の「ゆるやかなコミュニケーション」という特徴に挙げられるでしょう。Twitter上で同じ話題にこだわり続ける感じは、少なくともワタシにはありません。
  • 特定のIDに対してプライベートな連絡を取りたいときは、ダイレクトメッセージ(DM、「D im9d 自分のツイート」形式で書かれます)を利用します。しかし、そこまでやるなら普通に電話するかメールすればいいだけの話なので、積極的には使われていない印象です。なお、DMは当事者以外には見えないはずですが、未確認です。
  • Twitterにはツイートと同時に位置情報を投稿する機能がありますが、個人的には使用していません。
  • 同じくフォローしているIDを振り分けるリスト機能もあるんですが、ワタシは現在使っていません。というかせっかく作ったリストがいつの間にか消えてしまって以来、使うのを止めました。
  • 検索機能は意外と有効です。先日購入したMacBook (13-inch, Late 2009)ですが、型式番号「MC207J/A」で検索して出てきた安売り情報をもとに購入を決断しました。また、ハッシュタグでの検索も、もちろん役立ちます。
  • ツイートと同時に写真を送れるTwitPicyfrog等がありますが、Twitter公式ではなく外部のサービスなので、利用には注意が必要です。先日DMに写真を添付して投稿したのですが、DMの内容はともかく写真は全てのネットユーザーが見られることがほとんどのようです。それと写真には位置情報が含まれる場合があるので、これも気をつけるべきです。ちなみにワタシはyfrog派。
  • 他の外部サービスで有名なものとして、話題のキーワード(buzzワード)を自動収集するbuzztter、皆の「ふぁぼり」を閲覧・検索できるふぁぼったー、ツイートの流れを誰でも一覧表にまとめることができるTogetterがありますが、buzztterは「おはよー」だの「腹減った」だのの他愛のない単語が並びやすいこと、ふぁぼったーはサーバ負荷のためか使えないことが多いこと、Togetterは「自分のツイートが不特定の誰かの恣意的な編集によって晒しモノにされてしまう危険性が伴なう」ため、やはり利用には注意が必要です。
  • 繰り返しになりますが、総じて言えるのは、TwitterはマイクロブログであってチャットでもIMでもSNSでもないため、ツイート、すなわち自分の発言がネット上の誰でも閲覧可能であるという危険性を認識したうえで使用すべきだということです。ツイートするのをできるだけ控えてTLの閲覧に特化するというのは、見識ある使い方のひとつというべきでしょう。
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