MacOS XのスクリーンセーバにTwitterのTLを表示する方法について、
ぬか喜び編と
超強引に解決編で紹介したが、それぞれの記事で強調した通り、
プロトコルが何であれURLにIDとパスワードを記述するので、セキュリティ面で大きな不安を残すものだった。今回、そのあたりを回避した方法を編み出したので紹介したい。なお前回、前々回と同様、利用は自己責任であることには変わりありませんのであしからず。また、MacOS X 10.6 / Safari 5での設定方法なので、Windows等で同じことができるかは保証の限りではありません。
- Twitterにログイン。
- home画面右側バーの下にある「RSSフィード」をcontrol+クリックして「リンクをコピー」を選択(※Safariでは、そのままクリックするとfeed://から始まるRSSリーダー画面が起動するが、その場合はアドレスバーのURLをすべて選択してコピーする)
例:
http://twitter.com/statuses/friends_timeline/(ユーザー固有の数列).rss
- Safariで新規に空白ページを開き、アドレスバーに、2.でコピーしたアドレスをペーストする。
- 【重要】アドレスバー先頭の http または feed を https に変更し、returnキーを押す(※returnキーを押す前に、変更後の https で始まるURLをコピーしておくと、後で楽ができます)
例:
http://twitter.com/statuses/friends_timeline/(ユーザー固有の数列).rss
↓
https://twitter.com/statuses/friends_timeline/(ユーザー固有の数列).rss
- 【重要】「このページを見るには、twitter.com:443 上のこの領域にログインする必要があります:」というアラート画面が表示されるので、TwitterのIDとパスワードを入力し、「このパスワードをキーチェーンに保存」にチェックを入れ、「ログイン」ボタンを押す。
- 【重要】「PubSubAgentは、キーチェーン内の"twitter.com(5.で入力したID)に保存している機密情報を使用しようとしています。」というアラートが出るので、「常に許可」ボタンをクリックする。
- Safari上で、TwitterのTLが表示されることを確認。
- システム環境設定>デスクトップとスクリーンセーバで、RSS Visualizerを選択。
- 【重要】オプションボタンをクリックし、配信URL欄に 4.で生成したURLをペーストする。(※先頭を https に変更したもの。なお「システム環境設定は、キーチェーン内の"twitter.com(5.で入力したID)に保存している機密情報を使用しようとしています。」というアラートが出る場合は、6.と同様に「常に許可」ボタンをクリックする)
- 「テスト」ボタンをクリックして、TwitteのTLが表示されることを確認する。
- 超強引に解決編の3.〜8.を、うまく表示できるようになるまで繰り返す(実はこれが一番めんどくさいかも。今回は5回ぐらい連打してやっと成功した)。
- 無事TLが表示できるようになったら、スクリーンセーバの開始時間、記事の表示時間などを適宜設定する。
- Enjoy!
https を使用している上に、IDやパスワードがURLに含まれないため、危険性は以前より低下したはず。ユーザー固有の数列がどのようなアルゴリズムで生成されるかが判明すれば相変わらず同じ問題を抱えているが、そう簡単ではないだろう(でなければ困るw)。今回の方法なら http のままでも問題はあまり出なさそうなんだが、念には念を入れるということで。というわけで、上記の手順はまっさらなMacBookで試してうまくいったものなので、興味のある方はお試しあれ。